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かつて“パチスロ依存”だった男性が10年の時を経て再びハマったきっかけ

 学生時代よりも今のほうが負け額も大きいようだ。

「学生時代は“セミプロ”を自称していたこともあり、確実に勝つことを目的に打っていたんです。でも、いまは完全に楽しんで打っていて、学生時代よりもお金は持っているし、多少負けても気にならなくなっています。結果的に、まったく貯蓄はできないですね。おそらく当時よりも今のほうが“ギャンブル依存症”に近い状態のような気がします」

 再びパチスロにハマってしまった背景には、ネット上で様々な動画を見られる状況も関係しているという。

「学生のころは、ネットにパチスロ動画もほとんどなかったし、あるのはCSのパチンコ・パチスロ番組くらい。無料でパチスロの動画を楽しむなんてできなかった時代です。でも、いまはYouTubeに無数のパチスロ動画が上がっていて、いつでも楽しむことができます。これだけネット上にパチスロの情報が溢れていると、どうしても打ちたくなってしまう……。

 もちろん“打ちに行く代わりに動画を見て楽しむ”という人もいるんでしょうが、私の場合は全く逆。動画を見れば見るほど打ちたくなります」

 パチスロに関する情報へのアクセスが良くなったことが、パチスロ熱を再燃させるきっかけになったようだ。

 ヤマダさんのように、10年間パチスロを打っていなくても、ちょっとしたきっかけで、再びハマってしまうこともある。本人としては今の状況をそれほど後悔していないかもしれないが、ギャンブルはそれだけ依存しやすいものであるということを、しっかり認識しておく必要があるだろう。

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