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結婚相手の両親が「結納金300万円」を要求 拒否することはできるのか?

 その場合、父親に気持ちを理解してもらえるよう努力することが必要です。他にも、結納を使って彼女に豪華な嫁入り支度をさせるつもりかもしれず、この場合は、2人の描く結婚後の暮らしぶりを説明し、過度な心遣いの必要がないことを2人で説得するのも有効です。逆に、新婚生活の準備に遣うお金として、気持ちよく結納をしてもよいと思います。

 ただし、その地方の慣習や世間体だけを理由に要求するのであれば、冒頭のとおり、婚姻は両性の合意のみによるものなので、改めて彼女と相談してみてください。

 もっとも、本当に彼女と結婚したくて、資金の用意ができるのであれば、私はお金を惜しむべきではない、と考えます。

【プロフィール】
竹下正己(たけした・まさみ)/1946年大阪生まれ。東京大学法学部卒業。1971年弁護士登録。

※週刊ポスト2021年12月3日号

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