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がん保険の落とし穴 免責期間、入院の有無、がんなのに保険がおりないことも

 食道がんを経験したジャーナリストの金田信一郎氏(会員誌『Voice of Souls』代表)は、加入していた医療保険に「先進医療特約」を付加したほうがいいと指摘する。

「累計2000万円くらいまでをカバーする高度先進医療特約は絶対に入ったほうがいい。例えばがんの陽子線・重粒子線治療は、1回300万円なので、単発ならば払えるかもしれないが、再発のたびに負担するのは難しい。

 私もこうした治療を検討したことがありましたが、費用面が雪だるま式に増えるリスクは取りにくい。これから陽子線・重粒子線治療が選択肢に入ってくる時代に必須と言っていいでしょう」

 加入時期によって保障内容が異なるため、これから加入を検討する人はもちろん、すでに保険に加入している人も見直したい。

※週刊ポスト2021年12月3日号

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