投資

【ドル円週間見通し】ドルの上値は重いか FOMC議事要旨にも注目

・11月22日-26日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(米)10月中古住宅販売件数 22日(月)日本時間23日午前0時発表予定
・予想は、620万件
 参考となる9月実績は629万戸。市場予想を上回っており、今年1月以来の水準となった。販売価格(中央値)は前年同月比+13.3%と高い伸びを記録しており、需要は堅調。10月については、在庫水準の増加は小幅にとどまることから、販売件数は減少する可能性があるものの、中古物件の需要は引き続き堅調とみられる。

○(欧)11月ユーロ圏IHSマークイット製造業PMI 23日(火)午後6時発表予定
・予想は、57.5
 参考となる10月改定値は58.3で速報値から下方修正された。11月については、供給制約に伴うコスト上昇が製造業の生産を鈍らせている状況は特に変わっていないことや、新型コロナウイルスの感染再拡大の影響もあることから、10月実績を下回る可能性がある。

○(米)11月IHSマークイットサービス業PMI 23日(火)午後11時45分発表予定
・予想は、59.0
 参考となる10月改定値は58.3で新型コロナウイルス感染者の減少を受けて対面型のサービス業活動が拡大していることが要因。11月については感染状況が特に悪化していないことや雇用の改善が期待できることから、10月実績に近い水準となる可能性がある。

○(米)7-9月期GDP改定値 24日(水)午後10時30分発表予定
・予想は、前期比年率+2.2%
 参考となる速報値は前期比年率+2.0%。在庫投資と政府支出は増加したが、個人消費と設備投資の伸びは鈍化した。改定値では複数の項目が上方修正される可能性があるが、億速報値2.0%からの修正幅は小幅にとどまる見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・22日(月):(中)10月小売売上高、(中)10月鉱工業生産、(米)11月NY連銀製造業景気指数
・23日(火):(独)7-9月期GDP改定値、(英)11月IHSマークイットサービス業PMI、(米)11月IHSマークイット製造業PMI
・24日(水):NZ準備銀行政策金利発表、(独)11月IFO企業景況感指数、(米)10月耐久財受注、(米)10月新築住宅販売件数、(米)10月コアPCE価格指数
・25日(木):(NZ)10月貿易収支
・26日(金):(豪)10月小売売上高

【予想レンジ】
・113円20銭-115円20銭

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。