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就職活動 本人は「大失敗した!」と思ってるのになぜか採用される不思議

神保町と神谷町を間違えて大遅刻

 企業訪問では、それまで馴染みのなかった土地を歩くことも多い。不慣れさから、思わぬトラブルに見舞われた人もいる。商社で働く20代女性・Bさんは、就職活動時に地名を勘違いして、遅刻してしまった失敗談がある。

「東京の『神保町』と『神谷町』を間違えました。神谷町の会社に行くはずだったのに、神保町に行ってしまったんです。字が似ていたこともありますが、地方大学から東京で就職活動をしていて、土地勘がなかったからかな……と自分でも呆れてしまうほどでした。友人は東京で『青海』と『青梅』を間違えたと言っていましたが、まさか私自身、こんな大事な場面で間違えてしまうとは……」(Bさん)

 面接に40分近く遅刻してしまったBさん。神谷町に到着後も迷ってしまい、会社に再度連絡を入れたという。

「地図アプリを使っても、ビルがわからなくてぐるぐると周囲を歩き回って迷ってしまい、会社の担当者に連絡しました。『迷った人はBさんが初めて』と言われて、『もうこの会社は落ちた』と思い、練習のつもりで開き直って面接を楽しみました。この一件以来、駅名と会社の住所をしっかり確認するようになりましたし、アポイントの1時間半前には現地に到着するルールを決めました。企業の方にもその旨を伝えました」(Bさん)

「開き直った」ことが功を奏したのか、面接を通過。最終的には内定までもらえたというBさん。「すべての会社がそうだとは言えませんが、遅刻してもチャンスはあります」と笑う。

 本人は失敗だと感じていても、選ぶのは企業側。合否がどうなるかはわからない。

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