秋山博康 刑事バカ一代

リーゼント刑事が常に持ち歩くヘアスプレー「護身用にもなるんやで」

警察官時代のクセもあり、電車内でも常に警戒している(イラスト/友利琢也)

警察官時代のクセもあり、電車内でも常に警戒している(イラスト/友利琢也)

 徳島県警を退職後は犯罪コメンテーターとして活躍する「リーゼント刑事」こと秋山博康氏の連載「刑事バカ一代」。秋山氏が通り魔や変質者への対処法について綴る。

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 おはようさん、リーゼント刑事こと秋山博康です。

 今年は小田急線や京王線などの列車内で、乗客が無差別に襲われる事件が相次いだ。その後、福島で刃物を持った男が80代女性を切りつける事件も起きた。ホンマに物騒な世の中になったもんや。

「刃物を持った人間に遭遇したらどうすべきか?」とよく聞かれるが、三十六計逃げるにしかず。いくら腕っぷしに自信があっても、相手に一度でも切られたら戦意を失い、あとはサンドバッグ同然にブスブス刺される。刃物を振り回す相手はそれほどの脅威なんや。

 大切な命を守るために最も大事なのは、最初から不審なヤツには近寄らんこと。警察官人生42年のワシの経験上、これから凶悪事件を起こそうという人間は必ず目がギラつき血走っとる。素人目でも“こいつはヤバい”とわかるから、そういうヤツを見かけたらすぐにその場から立ち去ることが肝心や。

 また、通り魔はたいがい凶器を入れた大きめのカバンを持っとる。目がギラつき、大きなカバンを腕に抱えとる人間には用心してほしい。

 ワシは警察官時代のクセもあり、車内でも「通り魔が現われたらどう対処し、乗客を守るか」と常に考えているが、最近気になるのは“スキだらけ”の人が多いことや。特に、列車内やホームでスマホに夢中になっている無警戒な人は標的になりやすい。コロナが落ち着き年末の飲み会が多くなる時期なので、ほろ酔い加減で駅のホームでボーッとしていると、おかしなヤツに突き落とされることもあるかもしれんで。

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