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コロナ禍でうっかり憧れのギターを購入した人たちの「その後」

 Bさんはギターに触れる日が多い方がいいだろうと、在宅勤務中の休憩時間や休日も時間を見つけてはギターの練習をしていたが、横やりが入った。今では妻からフリマサイトでの売却を促されている。

「ギターの音がうるさいと妻と娘からクレームが入ったんです……。最初は『趣味なんだからいいだろ』と反論していましたが、ある日、ついに妻が『ギターなんて無駄遣いするくらいなら、私たちに食事でもおごってほしい』と激ギレ。肩身が狭くなり、かっこよくギターが弾けるようになるには、いろんな意味でハードルが高いことをを知りました」(Bさん)

ゲームのガールズバンドに憧れて…

 IT企業に勤める20代女性・Cさんは、スマホでプレイ中の音楽ゲームの影響から、自身もギターを弾いてみたくなり、友人に相談したところ、アコギを譲り受けた。だが、現実と理想の違いに直面し、挫折することになった。

「ガールズバンドの成長と絆を描くゲームなのですが、アニメ版を見てボロボロに号泣。家でゲームをしたりアニメを見たりするのも飽きていたので、彼女たちに触発されて、ギターを始めてみることにしました。

 でも、アニメのようになかなかうまくならないし、すぐに指にまめができて……。アコギを譲ってくれた友人も挫折していたと言っていたので、上手になるまでのモチベーションを保ち続けるのがいかに大変かを痛感しました」(Cさん)

 コロナ禍を機に演奏に挑戦するも、挫折して使わなくなったギター。同じような経験をした人もいるかもしれない。

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