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近隣住民の「ペット&においトラブル」に要注意 凄惨な事件につながった例も

癒しを与えてくれるペットがトラブルのタネになることも…(イメージ)

癒しを与えてくれるペットがトラブルのタネになることも…(イメージ)

 長引くコロナ禍。癒しを求め、ペットの飼育数が増加しているといわれる。実際、2020年の1回目の緊急事態宣言後にペットを迎えた人は19.8%にものぼる(クロス・マーケティング『ペットに関する調査(2021年)』)。だが、それに伴う近隣トラブルも増加しているのが実情だ。

 埼玉県さいたま市でペットOKのマンションに2匹の愛犬と住む40代の女性は、向かいの一戸建てに住む、犬嫌いな中年女性の仕打ちを訴える。

「先月うちのマンションでワンちゃん2匹が急に亡くなってしまう事態があったんですけど、動物病院の先生に2匹から同じ毒素が出たと言われ、戦慄しました。その女性、殺虫剤や除草剤、毒餌など、犬が口にしたら危険なものを、家の周りにわざとまいていたんです。でもその人も猫を飼ってるんですよ? 命をなんだと思ってるのかしら!」

 女性は飼い主仲間とともに、近く、法的な抗議を行う予定だと語った。ちなみに前出の調査では、ペットの飼い主がほかの家庭のペットの飼育で気になる点として「散歩中のトイレの不始末」(23.1%)、「鳴き声が大きい」(14.8%)、「ペットのにおい」(12.5%)などが挙げられている。ペットという共通項があっても、相いれないところもあるということだ。

 隣人トラブルはペットの問題だけではない。在宅勤務が増えたことで、においや煙に苦痛を感じるという声も増えている。

「隣の部屋の男性がベランダでちょくちょくたばこを吸っているんです。洗濯物を干せないし、窓も開けられないのが苦痛」(50代女性)

「隣のファミリーが頻繁にバーベキューをするようになって。においにもうんざりですが、灰が飛んできてうちのベランダまで煤っぽくなってきて迷惑してます」(30代女性)

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