中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

「これってなんの意味があるの?」無駄に感じるビジネス上の“謎慣習”の数々

夏は暑く、辛いという男性は少なくない(イメージ)

夏は暑く、辛いという男性は少なくない(イメージ)

【「お世話になります」「お疲れ様」】
 固定電話に出る時の挨拶です。外からの電話だと「お世話になります」で、社内の内線電話だと「お疲れ様」というのが、いまだにまかり通っています。普通に「おはようございます」「こんにちは」じゃダメなんですかね? もちろん、オフィスから出る人に「お疲れ様です」と言うのは否定しません。

【ホワイトカラーのスーツ&ネクタイ】
 土木や建築関連の作業着や、農家の長靴などは合理性があるから着るわけです。ホワイトカラーにもカジュアル服が増えてきたとはいえ、いまだにスーツとネクタイが必須な職場も多いようです。理由は「お客様と会うのに失礼だから」というのがほとんど。もちろん「この格好が私に一番似合っているし、気合が入る」という方はそれでいいのですが、「スーツ、暑いんだよ」や「ネクタイ、息苦しいんだよ」さらに「スーツを着ると飼いならされた存在のように感じる……」という人もいるわけです。そういう方は別に着なくてもいいのではないでしょうか。

”無駄”に思える会議も多い?(イメージ)

”無駄”に思える会議も多い?(イメージ)

【数字報告会議】
 売上等の数字報告会議がありますが、数字なんてメールか何かで共有すればいいだけではないでしょうか。会議をするのであれば、ただの報告会にするのでなく、事前に共有した数字をもとにどう対策するかを話し合う場にすべき。部署全体で参加する場合も多いですが、責任者だけで十分でしょう。どうせ、下っ端は何も言うことはないわけですから。数字報告会議は、成績が芳しくなかった人にとっては、ただの「針の筵」で、モチベーションを下げるだけの効果しかありません。

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