投資

くら寿司は電子チケット化で優待拡充 4月権利確定の株主優待注目5選

くら寿司ほか、4月注目の株主優待を厳選(写真/AFLO)

くら寿司ほか、4月注目の株主優待を厳選(写真/AFLO)

 新年度相場がスタートした。4月は例年、優待銘柄が少ない月ではあるが、外食を中心に魅力的な優待がそろっている。外食の株主優待は、これまで紙の食事券かカードタイプが主流だったが、最近は本記事で紹介するくら寿司やギフトホールディングスのようにスマホで利用できる電子チケットも登場している。「お店に持ってくるのを忘れた」という失敗や紛失の心配をしなくて済む電子チケット化の流れは、今後も拡大していくかもしれない。以下、4月に権利獲得できる注目の優待銘柄を紹介しよう。(投資額やデータはいずれも4月上旬時点。権利付き最終日は4月26日となる)。

くら寿司(2695)

 くら寿司は、2022年4月の権利確定分から、従来の紙の食事券からスマートフォンで利用する電子チケット形式に変更する。紙の食事券を希望する株主にはこれまで通りに対応するが、電子チケットを利用する株主には業務効率化の還元として2500円分の割引券を追加付与されることになっており、実質的には大幅な拡充となる。
 
【優待内容】自社店舗で利用できる優待割引券……100株以上200株未満:2500円分 200株以上400株未満:5000円分 400株以上1000株未満:1万円分 1000株以上:2万円分(権利確定日:4月末、年1回、電子チケット利用者には2500円分の割引券を追加付与)

ヤーマン(6630)

 美容家電のヤーマンは、同社のオンラインストアで利用可能な割引券の優待だ。商品は同社の美容家電から化粧品の中から自由に選べる。1年以上継続保有すると保有期間によって3段階で額面がアップするので、長期保有にも向く銘柄だ。

【優待内容】自社オンラインストアで利用可能な割引券……100株以上500株未満:5000円分(1年以上継続保有で7000円、2年以上で1万円、5年以上で1万3000円) 500株以上:1万4000円分(1年以上継続保有で1万7000円、2年以上で2万円、5年以上で2万3000円)(権利確定日:4月末、年1回)

ギフトホールディングス(9279)

 横浜家系ラーメンなど複数のラーメン店ブランドを展開するギフトホールディングスは、店舗で使える食事券の優待だ。同社は前回の権利確定分から電子チケットとなっており、チケット取得ができるQRコードが印刷されたハガキが株主に送られる。

【優待内容】自社店舗で使える食事優待券……100株以上200株未満:2枚 200株以上:3枚(4月末、10月末、年2回)

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。