家計

値上げ時代の食費節約術 「買い物は3日に1回」で家庭の食品ロスゼロも実現

日用品の予算は1か月5000円。消耗品などはストック分を使ったらリストにチェックを入れ、買い物に行く際に、そのリストを持参すれば、無駄な買い物も防げる

日用品の予算は1か月5000円。消耗品などはストック分を使ったらリストにチェックを入れ、買い物に行く際に、そのリストを持参すれば、無駄な買い物も防げる

 洗剤は、場所ごとに使い分けている人が多いが、似た成分の入ったものが多い。

「トイレ掃除を風呂用洗剤で行っても問題ありません。キッチン用の塩素系漂白剤は、風呂のカビ取りやトイレにも使えます」

 またシャンプー類は、家族全員で同じものを使い、リンスインシャンプーやオールインワンの化粧品などを使えば、その分の支出をカットできる。

 さらに、月に1度のドラッグストアのポイント10倍デーなどで購入すれば、値上げ後も節約可能。よく使う店のアプリを確認してクーポンを使用すれば20%引きで購入できることもある。

 ちなみに、塩素系漂白剤は未開封で3年、開封後は1年以内で効果が落ちるので過剰なストックにはご注意を。

冷蔵庫は小さめにして3日で使い切れる量を

 2020年4月の緊急事態宣言時に、東京都の小池百合子知事が「買い物は3日に1回」と要請したが、物価高騰の有事にもこの買い方は有効だ。

「消費期限や賞味期限のある食料品は、そもそも買いだめには向きません。それより食品ロスの方が家計の無駄! 買ったものをきちんと把握し、使い切るには3日をベースに考えるとロスが出にくい。わが家は、1~2人向けとされる容量255Lの冷蔵庫に家族8人の3日分の食料を入れています。この量だと冷蔵庫の奥まで見渡せるので、食品を使い切ることができ、食品ロスはゼロ。電気代も安くすみます」

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