マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

マネー

遺言書の書き方が一目瞭然 相続トラブル回避のための54の秘訣

2022年5月31日 16:00 週刊ポスト

失敗しない「自筆証書遺言」書き方見本
失敗しない「自筆証書遺言」書き方見本

 相続では遺言書がないと残された家族がもめる原因になりやすい。トラブル回避のためには、「書かないといけないこと」と「書いてはいけないこと」をはっきり知っておく必要がある。遺言書の意義から作成手順まで、そのポイントを紹介しよう。

 千葉県在住の60代男性が語る。

「兄夫婦が全然面倒を見ないので、母を亡くしてからは父名義の2世帯住宅で一緒に暮らしていました。妻にも父の介護を手伝ってもらい、最期まで看取りました。父は認知症を患っており遺言書を残しませんでした。相続の手続きをする際、同居して面倒を見たので当然、自宅と土地は私たちのものだと思ったのですが、兄は遺産の半分を要求してきました。父の介護中は実家に寄り付きもしなかったのに……怒りしかありません」

 結局、遺産分割協議での話し合いがつかないまま1年以上が経過し、家庭裁判所での調停に持ち込まれるのだという。

「どんなに家族仲が良くて、『相続でもめない』と思っていても実際はトラブルになる家族が多い。遺言書は必須です」と指摘するのは、夢相続代表で相続実務士の曽根惠子氏。曽根氏が遺言書の基本を解説する。

「相続の目的は財産を分けることだけではありません。相続をきっかけとして、亡くなった人の財産や意思をいい形で継承することが望ましい。そうした意味でも準備したいのが遺言書です。遺産に占める不動産の割合が多く、金融資産が少ないといった場合は均等に分けにくく相続人間で不満が出がちですが、【1】遺言書があればその内容が優先されるのでスムーズに相続手続きができます」

 遺言書には【2】一定の法的効力があり、手続きが一部簡略になる。前項で述べた通り、遺言書がないと不動産の名義変更の際に相続人全員の実印が押された遺産分割協議書や全員の印鑑証明書が必要だが、【3】遺言書があればそうした書類は必要なくなる。そのうえでトラブル防止にもなるのだ。

「遺言書は“すべての財産を特定の一人に相続させる”といった極端な内容でも成立します。もちろん、不服とする相続人が遺留分(妻や子供は法定相続分の半分)を請求できますが、遺言書には【4】遺産の分け方だけではなく家族への感謝の言葉、配分を決めた経緯や気持ちを残せる。それらは【5】他の相続人を説得する材料にもなるのです。ただし、トラブルにならないように書き方に注意する必要があります」(曽根氏)

不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の完全マニュアル
【2021年版】不動産一括査定25サイトを徹底比較!
【2021年版】不動産一括査定25サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

注目記事

【実取引データ】ほったらかしFX自動売買 3か月で1000pips超の利益

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

【お知らせ】

2021年4月1日以降の価格表示に関して

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。