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【ドル円週間見通し】底堅い値動きか 日米金利差を狙ったドル買いの可能性も

・20日-24日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米)5月中古住宅販売件数 21日(火)午後11時発表予定
・予想は、54.1万戸
参考となる4月実績は前月比で減少したが、販売価格は上昇。5月については、販売価格は高止まりが予想されるが、販売件数は引き続き伸び悩んでいることから、4月実績と差のない水準にとどまる可能性がある。

○(欧)6月S&Pグローバルユーロ圏製造業PMI 23日(木)午後5時発表予定
・予想は、53.7
 参考となる5月改定値は54.6と速報値から上方修正された。ただ、供給不足、価格上昇の状況は改善されていないこと、需要がサービスにシフトしていることから、6月製造業PMIは5月実績を下回る可能性がある。

○(米)6月S&Pグローバルサービス業PMI 23日(木)午後10時45分発表予定
・予想は、53.7
 参考となる5月実績は2カ月連続で悪化。外食や旅行などのサービス需要は回復しつつあるが、価格上昇の影響で指数は伸び悩んでいる。6月については状況の大幅な改善は期待できないため、5月実績に近い水準にとどまる見込み。

○(日)5月全国消費者物価コア指数 24日(金)午前8時30分発表予定
・予想は、前年比+2.1%
 参考となる4月実績は前年比+2.1%。エネルギー価格の上昇や原材料費の値上がりが物価上昇の要因となった。この状況は5月も変わらず、複数の項目で上昇率は4月実績を上回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・21日(火):(欧)ユーロ圏4月経常収支
・22日(水):(英)5月消費者物価指数
・23日(木):(独)6月S&Pグローバル製造業PMI、(米)6月S&Pグローバル製造業PMI
・24日(金):(英)5月小売売上高、(米)5月新築住宅販売件数

【予想レンジ】
・予想レンジ:132円50銭-136円00銭

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