ライフ

東京から近場の旅行に行くならどっち?「富士五湖」vs「伊豆半島」実力比較

伊豆下田から臨む大浦湾

伊豆下田から臨む大浦湾

【アクセス(車)】伊豆半島は渋滞に要注意

 富士五湖は、空いていれば都心から概ね1時間半程度。河口湖周辺までは電車が通っていますが、山中湖や本栖湖、精進湖、西湖などに足を伸ばす際はバス利用になるので、車があったほうが便利でしょう。

 伊豆半島は必ずしも車で行くのがいいとは限りません。車があれば便利なのは言うまでもありませんし、道中の景色も良く、絶好のドライブコースですが、渋滞が極悪。半島という地形の制約からルートの選択肢が少なく、空いていれば10分、15分の距離が1時間、2時間掛かることもザラです。それでも車を使うなら、出発時間を調整し、迂回ルートのチェックも忘れずに。

【遊び】富士五湖は天気次第で選択肢が狭まる

 伊豆半島は、バラエティの豊富さでは随一。動物系の施設の充実度は目を見張りますし、遊園地、水族館、ミュージアムなどもたくさんあります。また、「海水浴」というアクティビティも外せません。海で遊んで、水族館、遊園地、動物園に行って……子供は大喜び間違いなしでしょう。

 富士五湖はまず「富士山」という強力な観光スポットがあり、富士山を眺めているだけでも気分は上々。さらに富士急ハイランドのほか、湖周辺でのサイクリング、釣り、ボート遊びなど、こちらも遊びのバリエーションは多彩です。ただ、天気が悪いと遊びの選択肢が一気に狭まる印象です。そうなると御殿場のプレミアムアウトレットあたりが行き先の候補地になりますが、そこは「富士五湖」ではないわけで……。天気チェックは必須です。

【宿泊】伊豆半島は選択肢が豊富

 伊豆半島は実にバリエーションが豊富。ホテルはもちろん、ペンション、民宿、高級旅館まで、好みや人数に応じた宿が見つかるはずです。海を見下ろす宿、木立の中の落ち着いた宿、部屋数が限られたプライベート感たっぷりの宿、大人数も対応可の大型ホテルなど、バラエティに富んだタイプの宿があるので、家族、友達同士、カップル、グループ旅行など、あらゆるパターンに対応可能です。

 富士五湖は日帰りも多いからか、宿の充実度はやや低め。大型ホテルが少なく、富士登山や遊園地利用者を当て込んだ“泊まるだけ”“寝るだけ”という印象の宿も少なくありません。ただ、富士山を見ながらお風呂に入れたり、食事を楽しめるような宿ももちろんあります。コテージやバンガローなど、アウトドア感のある宿に挑戦すると、特別な思い出ができそうです。

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。