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道を知らない、老眼でナビの文字が読めない… 私たちが遭遇した「残念なタクシー」

カーナビの操作がおぼつかない運転手も(イメージ)

カーナビの操作がおぼつかない運転手も(イメージ)

ナビの文字が「小さくて読めない」

 運転手のスキルや言動にまつわる声も挙がった。広告代理店に勤務する40代女性・Bさんは、「道を知らない運転手が増えた」と指摘する。

「自分がタクシーに乗る機会が多くて道に詳しくなってきたせいなのか、道を知らない運転手が増えたように思います。都内の東京駅や銀座駅、新宿駅などメジャーな駅であっても、カーナビ頼りの人が多くなった印象です。カーナビを使わないで遠回りされるよりはいいですけどね。ただ厄介なのは、老眼でカーナビに文字が打ち込めない、小さくて文字が見えないという高齢ドライバー。私がスマホでGoogleマップを見ながらナビをしたこともありました」(Bさん)

 反対に丁寧すぎる運転手にも、違和感を抱いてしまうという。

「こちらはとにかく早く目的地に着きたいだけなのに、『○○通りなど3つのルートがありますが、どの道で行きますか? 道を指定してください』と言われることもしばしばです。確かに『何でこの道を選んだんだ』と、後でトラブルにならないための配慮だとは思いますが、どの道が早いかわかっている運転手ならそんなことは聞かないと思うので、『ハズレだな』と感じてしまいます」(Bさん)

 IT企業に勤務する20代男性・Cさんは、しゃべりたがりの運転手に当たることが多く、困惑することを明かす。

「話好きな運転手さんが意外に多いのかな。気のない返事をして、もう話は終わりにしてほしいというサインを出しているのに、やめない人もいます。野球の話とか政治の話とかされても困るんですよね……。話よりも安全運転をお願いしたいのが本音です」(Cさん)

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