投資

10月から「ほぼ全員が加入可能」のiDeCo 新たに加入対象となった会社員が検討すべきこと

【3】「マッチング拠出」の制度がない
 ご自身の会社にマッチング拠出の制度があるとは限りません。マッチング拠出がない場合は、ズバリiDeCoはオススメです。5000円から上限額内で検討してみましょう。

 iDeCoには各種手数料がかかりますが、【2】の税軽減効果により、フルタイムの会社員であれば差し引きでプラスが見込めます。

【4】「マッチング拠出」の上限額が少なすぎて不満
 ご自身の会社にマッチング拠出の制度があったとしても、法律で上限額が決まっているため、非常に少ない金額しか掛けられない人が存在します。この点で不満を感じている方は、iDeCoの方が上限額が高くなる可能性があります。マッチング拠出とiDeCoのいずれかの選択となるため、マッチング拠出をやめてiDeCoに加入することを検討してみましょう。

 ただし、iDeCoに加入するとマッチング拠出では発生しなかった各種手数料がかかります。それでも、マッチング拠出よりも多くの掛金になれば当然【2】の税軽減効果が増しますし、積み立てる元本が増えるのは貯めるにも増やすにも魅力的です。

【5】とにかくiDeCoをやりたい
 筆者が伝えるまでもないのですが、投資への興味が強い方や詳しい方、企業型の商品ラインナップを物足りないと感じているなどは、既にiDeCo加入のスタンバイをされているかと思います。手数料などを考えて、iDeCoでどの運営管理機関(金融機関)を選ぶか、どの商品を選ぶかの最終判断をしていきましょう。

 もしも、知識はないけど興味はあるという場合は、「こんなはずじゃなかった」とならないように、会社からもらった企業型の資料とiDeCoの仕組みや手数料などの基本を確認しましょう。

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