キャリア

75歳からの生き方を考えるために「やりたいこと」「自分史」を書き出す意義

「リ・スターティングノート」の「自分史シート」楠木新さんの記入例

「リ・スターティングノート」の「自分史シート」楠木新さんの記入例

 やりたいことがなかなか思い浮かばない人は、ひとまず「自分史シート」を書いてみてほしいのです。実は、そのなかに将来やりたいことのヒントがあることが少なくありません。自分の歩んできた道を丹念に綴っていくと、死ぬまでに自分が何をしたいのか、何をやり残していると考えているのかが、だんだん浮き彫りになってきます。

 いきなり完璧なものを作成しようとするとうまくいきません。思いついた時にでも少しずつ書き足していきましょう。書式などにもこだわらず、ノートや手帳に記録したり、単なるメモに残したり、巻末の見本をコピーして使ったりしても良い。一度、書いたことでも、見直しているうちに、すぐに実行できそうだと思い直したことがあれば、元気なうちにどんどん実行していくべきだとも思います。

【プロフィール】
楠木新(くすのき・あらた)/1954年神戸市生まれ。1979年京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。人事・労務関係を中心に経営企画、支社長などを経験する。在職中から取材・執筆活動に取り組み、多数の著書を出版。2015年定年退職。2018年から4年間、神戸松蔭女子学院大学教授。現在は、新たな生き方や働き方の取材を続けながら、執筆や講演などに励む。著書に25万部超の『定年後』ほか多数。

※楠木新・著『75歳からの生き方ノート』(小学館)より抜粋して再構成

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。