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家計

高騰する「電気・ガス・ガソリン代」を節約する8つの知恵 電気代は「エアコン」「冷蔵庫」「照明」が重点ポイント、ガス代は「給湯」、ガソリンは「決済方法」がカギ

「電気・ガス・ガソリン代」をどう節約するか(写真:イメージマート)

「電気・ガス・ガソリン代」をどう節約するか(写真:イメージマート)

 電気やガス、ガソリン代は、高騰が続いて政府が対策に乗り出している費目だ。そうした支出を抑えることも重要になる。ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢氏が言う。

「日々の生活に必要不可欠な支出だからこそ、継続して減らすことができればそのプラス効果は大きいものとなります」

 電気代を考えるポイントは、「家庭の電力消費量トップ3である『エアコン』『冷蔵庫』『照明』について重点的に見直すこと」(風呂内氏、以下同)だという。

「まず、“何をするとどのくらいの支出減になるか”を認識することが大切です。資源エネルギー庁のサイトで目安が示されていますが、冷蔵庫でよくいわれる“ムダな開閉をしない”という節約術は気にするのが面倒なわりに年間約320円の節約にしかなりません。一方、ボタン一つで済む設定温度を『強』から『中』に変えるやり方なら年間1910円ほど安くなる。

 照明は白熱電球をLEDに取り替えるだけで年間約2883円の出費を減らせます」

 ポイントを絞れば、より楽に支出減を目指せるわけだ。夏に向けて電気代がかさむエアコンは、「カーテンを閉める」などして運転効率を上げ、室内の空気を循環させるために「扇風機の併用」などを心懸けたい。

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