投資初心者が知っておきたい心構えとは(写真:イメージマート)
投資初心者はどのような心構えで株式投資にのぞむべきか。また、儲かる投資家の着眼点とはどのようなものか──。億り人投資家・遠藤洋さんの著書『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 【1問1答】株ドリル』では、個人投資家が注意したいポイントをクイズ形式で解説している。同書より一部抜粋・再構成して紹介する。
投資で失敗しない大前提は?
● Q:投資家の心構えとして適切でないものを1つ選んでください
【1】他人にお金を預けて運用してもらうのではなく、自分でしっかり学んで運用する
【2】損をすることもあるので、余裕資金で投資する
【3】投資に詳しい信頼できる友人がすすめてくれた株を値上がりする前に買う
【4】なにがあろうと投資は自己責任でやる
ヒント:投資をするときは、他人のせいにしてはいけません
(正解は以下)
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●正解は【3】
たとえ10年、20年と長いつき合いのある友人でも、または株式投資のプロであっても、他人にすすめられた金融商品を自分で調べることなく買ってはいけません。
こういわれると、「それはそうでしょう」と思うかもしれませんが、実際には多くの個人投資家がやってしまいがちなことですし、大きな投資トラブルにもつながっています。
投資先のことをよく調べもせず、内容を知らないまま投資したときは、たいていの場合、大きな損失を被ることになると覚悟しましょう。
未来のことは、誰にもわかりません。もちろん、プロの投資家だって、わからないのです。もしわかるのであれば、自分のお金で投資して大儲けしていることでしょう。
信頼できる人からすすめられた投資先であっても、必ず自分で調べてから“自己責任”で投資をするのが大前提です。
そのほかにも、やってはいけない投資の例を覚えておきましょう。後悔することになる“やってはいけない投資”とは、以下のとおりです。
・どんなビジネスを展開しているか理解できない会社の株を買う
・Twitter(現X)の投資かいわいで話題になっている株を買う
・知名度の高い大企業という理由だけで株を買う
・銀行や証券会社がすすめる投資信託を買う
・他人にお金を預けて運用してもらう
【ポイント】投資は自己責任が大前提!