「約1年半で株価30倍超」になった銘柄の特徴とは(写真:イメージマート)
これまで98銘柄の「10倍株(テンバガー)」という驚異的な記録を樹立した現役サラリーマン投資家・愛鷹(あしたか)氏は、160万円を元手に20代で株式投資を始め、30代で“億り人”に。2025年9月、築いた運用資産は4億円に達した。
愛鷹氏は、具体的にどのような銘柄に投資して、10倍株を実現してきたのか。同氏がこれまで達成した10倍株の中からとくに印象に残っている銘柄のひとつが「北の達人コーポレーション」(2930)だ。2016年9月に株価35円で購入、2017年12月には株価10倍を達成、2018年4月には最高倍率31.6倍にまで達した。愛鷹氏が同銘柄に感じた魅力について、著書『サラリーマン投資家が10倍株で2.5億円』(ダイヤモンド社)より一部抜粋・再構成して紹介する。
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北の達人コーポレーション(以下、北の達人)は、社名からも想像できるように北海道の企業です。自社で企画した健康・美容食品や化粧品の通販を手がけています。
北の達人に着目したのは、シンプルに優待利回りがよかったからです。さらに、そのとき、便通を改善する機能性表示食品「カイテキオリゴ」という商品がヒットしていました。
北の達人は、もともと北海道の特産品のECサイトを運営していました。そのサイトは日本オンラインショッピング大賞を受賞するほど人気を博しましたが、すぐに類似のECサイトが雨後のたけのこのように登場して、売上高が落ち込んでしまいました。
そこで社運をかけて自社企画したのが「カイテキオリゴ」だったのです。
健康美容食品は、総じて利益率が高いので、一度あたれば業績は一気に上向きます。業績の伸びに応じて、北の達人は2012年から「札幌証券取引所アンビシャス市場→札幌証券取引所本則市場→東京証券取引所市場第二部→東京証券取引所市場第一部」と、史上初の4年連続の上場を果たしています(※注:現在は、「東京証券取引所プライム市場」と「札幌証券取引所本則市場」に重複上場)。
2020年2月期には、利益率29%を達成しました。これは、上場しているおもなEC企業の利益率平均の12倍に相当するようです。
2020年から2021年にかけては同業のファーマフーズ(2929) が、2017年から2018年にかけての北の達人と同じような株価の上がり方をしました。
私はファーマフーズに2019年に1株494円で投資していますが、卵黄由来の育毛剤「ニューモ」が大ヒットしたこともあり、株価が上昇しました。
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そんな愛鷹氏がいま注目しているのは、どのような銘柄なのか。関連記事『《元手160万円→4億円の10倍株ハンター厳選の大化け期待4銘柄》97銘柄でテンバガー達成の愛鷹氏が狙いを定める「増配ラーメン銘柄」「サイバー攻撃対策・サッカーW杯で上昇期待の株」などお宝株候補を詳細解説』で詳しく紹介している。
※愛鷹・著『サラリーマン投資家が10倍株で2.5億円』(ダイヤモンド社)を元に一部抜粋して再構成
【プロフィール】
愛鷹(あしたか)/現役サラリーマン投資家。理系大学院修了。2008年に株式投資を始め、約4億円の株式資産を築く。保有銘柄は1000社を超える。2026年2月現在、14年連続通算98銘柄で10倍株(テンバガー)を達成。「テンバガーハンター」と呼ばれる。著書に『サラリーマン投資家が10倍株で2.5億円』(ダイヤモンド社)。
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