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【人生の終盤に失敗しないために】財産目録や遺言書の作成、身元保証人の確保、スマホのパスワード共有…病気のリスクや相続を見据えて80歳をすぎた夫婦がやるべきこと 高齢者施設への入居も視野に

80歳をすぎたら「何をやるべき」か(写真:イメージマート)

80歳をすぎたら「何をやるべき」か(写真:イメージマート)

 日本人の平均寿命(男性81歳、女性87歳)を鑑みても、80代の夫婦はどちらかに「万一」が起きてもいいよう備えておく必要がある。病気のリスクや相続を見据えて、80歳をすぎた夫婦が「やるべきこと」は何か。専門家に話を聞いた。

どちらかが亡くなることを想定した対策

 夫婦どちらかが深刻な病に倒れたり、先立たれたりする可能性があるのが80代だ。ファイナンシャルプランナーの丸山晴美氏が語る。

「80歳をすぎたらいよいよ夫婦の時間が限られてきます。70代でやるには早すぎる対策も真剣に検討する時期になってきます。お金の面でいえば、株などの有価証券がある人は現金化して使うのもいいでしょう。相続時に移管手続きが不要になり、値動きも気にすることがなく財産を分けやすくなるので楽です」

 年110万円まで非課税の暦年贈与や、子や孫への住宅取得資金が1000万円まで非課税となる贈与の特例などを検討してもいいだろう。同時に、人生の終わりを見据えた本格的な財産管理を始めたい。

「夫婦で預貯金や現金、不動産や有価証券などの持ち分をまとめた財産目録を作成します。最初は財産を箇条書きにする程度でいい。家族に残す分をあらかじめ把握したうえで、遺言書を作成すれば残りの資産を夫婦でどう使うかの計画も立てやすくなります」(丸山氏)

次のページ:【表】80歳をすぎたら始めること

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