日々のサプリメント摂取の習慣も見直したい(イメージ)
70歳は肉体面でも本格的な高齢者に仲間入りする重要な節目だ。長年の夫婦生活でお互いの健康状態を知り尽くし、食事や運動面で一緒に取り組んでいることも多いだろう。しかし、そこに落とし穴が潜む。専門家に話を聞いた。
夫婦で毎年人間ドックを受けるのは考えもの
「70代はガクッと体力が落ち、内臓機能が衰え、心血管疾患をはじめとする病気リスクも上がる年齢です。よかれと思ってやっている健康習慣が、かえって寿命を縮める可能性があるのです」
そう語るのは秋津医院院長で総合内科専門医の秋津壽男医師。70歳をすぎたらやってはいけないことのひとつが毎日のサプリメント摂取だという。
「サプリにも副作用があり、様々な健康被害を引き起こすことがあります。特に70歳をすぎると肝臓や腎臓の働きが悪くなり、サプリの成分を代謝・排泄する機能が低下して、副作用が出やすくなるので要注意です」(以下「 」内は秋津医師)
夫婦で毎年人間ドックを受けるのも考えものだ。
「人間ドックは体の隅々まであら探しするようなもの。わずかな兆候でも見つかると、そのストレスで免疫力が低下し、病気を引き起こしかねません。70歳まで大きな病気をせずに生きてきた人なら、自治体が行なっている無料の健康診断とがん検診で十分です」
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