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ライフ

本当に必要な老後のお金の計算をして「DIE WITH ZERO」の実現へ 藤川里絵さんが提唱する「今の自分」も「老後の自分」も置き去りにしない欲張りな投資スタイル

「DIE WITH ZERO」を実現するには(写真:イメージマート)

「DIE WITH ZERO」を実現するには(写真:イメージマート)

 老後資金の準備のため、投資を検討する人は少なくない。ファイナンシャルプランナーの藤川里絵さんも投資を始めた主な理由が老後資金目的だった。しかし、一冊の本との出会いから、“老後のお金”への向き合い方が変わったという。藤川さんは老後に向けたマネープランをどう見直したのか。藤川さんの新著『知識ゼロでも週3000円の投資で100万円が勝手に貯まる本』より一部抜粋・再構成して、「DIE WITH ZERO」を目指す老後資金の準備方法を紹介する。

『DIE WITH ZERO』を読んで変わったお金の概念

 そもそもわたしが投資を始めた一番の理由は、老後のお金が不安だったから。小さいころに聞かされた『アリとキリギリス』の寓話のように、その日暮らしで楽しんでいると、あとから苦労するにちがいないと思い込んでいました。

しかし、2020年に出版された『DIE WITH ZERO(*注)』(ダイヤモンド社)が、わたしのお金に対する概念を大きく変えました。この本はタイトル通り「死ぬ時は資産ゼロで死になさい」ということが書かれています。例えば、死んだ時に2000万円のお金が残っていたとしたら、2000万円分の素敵な経験をせずに旅立ってしまったことになります。そして、多くの人は、死が目の前に迫った時、あれをしておけばよかったと“しなかったこと”を後悔するというのです。お金は天国には持っていけませんが、経験した思い出は心に刻めます。それならば目いっぱいそのお金を自分の楽しみに使ってから死にたいものです。

【*注/ビル・パーキンス著。お金の「貯め方」ではなく「使い切り方」に焦点を当て、人生戦略を説いた本】

 とはいえ、目の前の楽しみのためにじゃんじゃんお金を使って、死ぬよりずっと前にゼロになったらどうする問題があります。これは、自分の寿命がハッキリとわからない限り解決しません。だからこそ人は不安で、お金を貯めておこうと思うのです。

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