MBOが発表されると株価大化けの可能性も(写真:イメージマート)
購入した株が短期間で急騰し、大きな利益を確定――難易度は上がるが、そうした儲けのチャンスを狙い、モノにしている投資の達人もいる。彼らが注目するのが、株主対策の負担を減らして本業に集中したいなどと考えた経営陣が自社株を買い取る「MBO(マネジメント・バイアウト)」だ。
MBOで自社株を買い取る場合、投資家に対して株価に一定のプレミアムを上乗せした買い取り価格を提示されることが多く、実現すれば大きなリターンも期待できるという。
では、これから「MBOが狙える」のはどんな銘柄か。億り人たちに主な注目銘柄を聞いた。
マック・チェリー氏が注目するMBO期待の銘柄
1月下旬発売の本誌・週刊ポストで注目銘柄に挙げたソラストが狙い通りにMBO実施となった資産11億円の個人投資家マック・チェリー氏は、アクティビストとの対立が続くあすか製薬ホールディングスに注目する。
「アフターピルなどの婦人科領域に強い同社は、フジテレビ問題でも有名になったダルトン・インベストメンツというアクティビストとの対立が長期化しています。解消に向けて、5月に予定される決算発表でMBOを発表するのではないかとの投資家の思惑から株価上昇が続いています。
そこで発表されなければ失望売りで株価は下がるかもしれませんが、その後も6月の株主総会に向けて発表される可能性もあり、そうなればさらなるプレミアムが期待できます」
