閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
投資
Ricky氏の「増配株でFIREできる投資法」

「最悪なタイミングで…」年間配当800万円超の億り人・Rickyさん、リーマンショック直撃で株式評価額が半減した過去 それでも「正気を保っていられた」理由とは

リーマンショック直撃後の経験を教訓に、Rickyさんが心掛けるようになったこととは(写真:イメージマート)

リーマンショック直撃後の経験を教訓に、Rickyさんが心掛けるようになったこととは(写真:イメージマート)

 購入した株を売らずに持ち続けることで現在、年間800万円超の配当収入を手にしている“億り人”の個人投資家・Rickyさん(50)にも、仕事や投資に悩み、含み損で苦しんだ時代があった。

 大学卒業後は日本の企業に勤めていたRickyさんだが、激務で心身ともにボロボロになったことから休養を経て会社を辞め、大学時代から好きだった台湾に渡った。現地では日本語教師として働き、台湾人女性と結婚。2006年には長男も誕生。公私ともに充実した生活を送っていたという。

 だが、ある時、日本に一家3人で帰国する決断をする。帰国後にRickyさんを待ち構えていたこととは――。

 億り人に導いた自身の投資手法と保有79銘柄を公開した著書『年収300万円から年配当804万円をもらう「激・増配株」投資入門』(KADOKAWA)より一部抜粋・再構成して紹介する。

 台湾で何の問題もなく生活していましたが、ふと言葉を発するようになった長男が中国語の単語ばかり話すのを見て、将来に向けての教育をどうするのか考えるようになりました。

台湾を選ぶか、日本を選ぶか

 当時息子は日台の二重国籍でしたので、どちらの教育を受けさせるべきか悩みました(現在息子は成人前に日本国籍を選択し、二重国籍を解消しております)。

 台湾人として育てるなら将来の兵役のこともネックでした。台湾にも日本人学校はありますが、小学校と中学校しかありません。いずれは、どうするのか決断しなければなりません。

 しかもこの頃、妻の実家にマスオさん状態でお世話になっていたのですが、これが台湾中部の都市・台中からかなり西に行った台湾海峡を望む田舎町。息子が通える日本人学校までは遠く、通学はあまり現実的ではないように思えました。

息子の将来のため、一家3人で日本に帰国

 日本語教室の学生さんたちには後ろ髪を引かれる思いでしたが、息子の将来の教育のことを考え、一家3人で日本に帰国することにしたのです。

 1人で台湾に行き、3人で東京へ帰ってくることになりました。この頃の資産額は1400万円前後だったと思います。

 日本語教師としての収入は日本でサラリーマンをしていた時より格段に多く、しかも当時の台湾の物価は日本の半分以下と安かったので資産形成は順調でした。株式投資での売買益も配当もまだ大した額ではありませんでしたが、何より妻の実家でお世話になっていたのが大きかったです。

 1か月に日本円で6万円ほどを義父母に渡し、3人の衣食住すべてお世話になっていました。

フリーで通訳の仕事をするも…

 さて、帰国後が大変でした。南国台湾の大らかな空気に感化されすぎて、日本社会の厳しさを完全に忘れていました。

「没問題~没問題~(何とかなるさ~)」と甘く考えていたのですが、私のそれまでの経歴では仕事は限られていました。

 当初は日本語教師の仕事も考えたのですが、日本では本当に薄給で有名な業界です。月給が額面で20万円いけば良いほうです。これでは一家3人食べていくには不十分です。ろくなキャリアを積んでこなかった私が悪いのですが、本当に困りました。

 2008年には次男も誕生し、一家4人の大黒柱として不安で押しつぶされそうな日々でした。

 当面の生活費を何とかするため、得意の中国語を使ってフリーで通訳の仕事をすることにしました。

 台湾から販路拡大のため商談で来日する製造業者を中心に仕事を請け負いました。時間単価は悪くないのですが、仕事の依頼頻度にバラつきがあり収入は不安定でした。それでも何とか生活をやり繰りし、固定客を増やしていきました。

 少額ではありましたが収入から投資資金を捻出できるくらいにはなってきました。

リーマンショックで仕事の依頼は激減、株式評価額は半減

 その矢先のことです。

 最悪なタイミングで100年に一度といわれる未曽有の金融危機、リーマンショックが発生。世界的な景気後退のあおりを受けて仕事の依頼は激減したのです。

 この頃はちょうど長期投資に移行していた時期です。長期投資とは暴落を回避せず正面から受け止める投資手法ともいえます。

 リーマンショックの直撃で株式評価額は半減。しかも長期間低迷を続けたため、辛く苦しい時期が続きました。

 とはいえ何とか正気を保っていられました。

 というのも、総資産のうち3割ほどは現金で保有していたため(記憶では500万~600万円ほど)、狼狽売りせずに済みましたし、狙っていた銘柄を暴落後の割安水準で少しずつ買い集めることもできました。

 病気や失業、暴落の際に現金を持っているかどうかはメンタルを支える要素として、かなり重要だと思います。以来、現在に至るまで常に現金比率は高めに保つよう心掛けるようになりました。

 * * *

 そんなRickyさんが注目する銘柄はどれか。関連記事で詳しく解説している。

▼▼▼関連記事▼▼▼
【詳しくは…】億り人・Rickyさん厳選!「増配と株価上昇」が期待できる“割安お宝株”3銘柄を公開

※Ricky・著『年収300万円から年配当804万円をもらう「激・増配株」投資入門』(KADOKAWA)を元に一部抜粋して再構成

【プロフィール】
Ricky(りっきー)/1996年、大学2年の20歳の時に投資を開始。割安・増配・財務良好な日本株を中心に投資を続け、2023年に配当金生活FIREを達成。2026年4月に新著『年収300万円から年配当804万円をもらう「激・増配株」投資入門』(KADOKAWA)を出版。Xでは「Ricky投資研究所」として情報発信中。
Xアカウント:@jstockslab

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。