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ライフ
専業パチプロ生活の「リアル」

「軍団とみなされたらおしまい」“専業”パチプロ・スロプロはホールでどう立ち振る舞っているのか? プロと認識されないようにルール厳守で「ひっそり目立たず勝つ」

スロプロは目立たぬように、ひっそり打つという(イメージ)

スロプロは目立たぬように、ひっそり打つという(イメージ)

 パチンコ・パチスロで生計を立てているパチプロ・スロプロは、パチンコホールにとってはあまり歓迎される存在ではない。最近では“専業”と呼ばれることもあるパチプロ・スロプロたちは、どのようにホールと付き合っているのだろうか。【専業パチプロ生活の「リアル」・後編】

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過度なハイエナやカニ歩きの禁止ルールは厳守

 多くのパチンコホールでは、それぞれのホールでのルールがあり、禁止事項が定められている。最近は“過度なハイエナ行為”や“カニ歩き”の禁止を明示するホールも増えているという。パチンコ・パチスロ事情に詳しいジャーナリストの藤井夏樹氏が説明する。

「ハイエナというのは、他のユーザーが打っていた台が空いたらすぐに確保する行為のこと。それ自体はよくある光景ですが、たとえば誰かが打っている台の後ろに張り付いて待っていて、その台が空いた瞬間に台を確保するというのは、“過度なハイエナ行為”となります。誰だって知らない人に張り付かれた状態で遊技するのはイヤですから、迷惑行為とされるのです。また、自分がまだ打っている途中なのに、空いた台に私物などを置いて確保しておく行為は、掛け持ち遊技にあたるので、多くのホールではルール違反になります。

 カニ歩きというのは、一部のパチスロの機種に対して、少ないゲーム数を回すだけで何台も移動する行為のこと。カニ歩きをして、台の挙動を確認することで設定を推測したり、期待値を確認したりするのが目的ですが、数ゲーム回されただけで放置されている台は“設定が低い”あるいは“期待値が低い”と判断された台ということになり、そのまま誰も寄り付かなくなることも多いのです。結果、ホールとしては稼働が下がってしまうというデメリットを被りやすく、ルールとして禁止されることが増えています」

 ハイエナにしろカニ歩きにしろ、そもそもはユーザー側が勝率を高めるための行為だ。プロであればそういった行為に及ぶことも十分に考えられる。一時期パチスロで生計を立てていたという都内在住のAさん(40代男性)が、その実情を明かす。

「ハイエナもカニ歩きもしますが、それらが禁止されているホールでは絶対にやりません。空き台を確保するときも、前に打っていた人がヤメてから少し様子を見て、誰も確保しなそうだったら打つという感じです。

 そもそもスロプロはホールがないと成立しないもので、迷惑行為を働いて出入り禁止になったらおしまいです。だから絶対にホールのルールは破らないし、できるかぎり目立つ行為もしない。ひっそりとパチスロを打つのが基本です」

次のページ:ホールからも一般ユーザーからも嫌われる「軍団」

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