「第2のキオクシア候補」はどう探せばいいのか(写真:イメージマート)
株式市場で一際注目を集めるのが半導体メモリ大手・キオクシアホールディングスだ。株価は上場から1年半ほどで70倍超に膨れ上がり、時価総額はトヨタ自動車を上回った。上場時に1000株を購入し、ほったらかしておけばそれだけで“億り人”になれたという驚異の爆騰だ。次のチャンスはどこに眠るのか。今仕込むべき「第2のキオクシア」を探した。
561万円の元手を約5年8か月で10億円超に増やしたテンバガー投資家X氏は、3人の子育てをこなしながら本業も持つ兼業投資家であり、10倍株(テンバガー)、20倍株をはじめ、株価が数倍に上がる「バガー株」を約30銘柄達成してきた実績を持つ。
IPOはテンバガー候補の宝庫
テンバガー投資家X氏が主戦場とするのは、IPO(新規上場)のセカンダリー投資だ。IPO銘柄を上場後に購入し、長期保有で大きな値上がり益を狙う手法である。
「ある新聞記事によると、2002年から2021年までの20年間のIPO銘柄に占めるテンバガーの割合を分析した結果、過半の年で3割を超え、2社に1社が株価10倍を達成した年も3回あったそうです。株価が数倍、うまくいけばテンバガーとなる有望株を探し出すなら、IPO銘柄のなかから選ぶのが効率的だということです」(以下、「」内のコメントはテンバガー投資家X氏)
キオクシアも2024年12月にIPOした銘柄だ。初値は1株=1440円だったが、そこから1年半で株価は10万円を大きく上回る水準に達した。テンバガー投資家X氏もキオクシア株で1100万円の利益を確定させている。
日本の株式市場には約4000社が上場しているが、年間のIPO銘柄は90~100銘柄程度に過ぎない。「4000社のなかから有望株を探すよりも、年間100銘柄のなかから投資先を選ぶほうが確率も高く、効率もいい」とテンバガー投資家X氏は言う。
【プロフィール】
テンバガー投資家X/兼業投資家。2003年、大学1年生の時に60万円を元手に株式投資を始める。2019年に「IPOセカンダリー投資」と出会い、同年末時点で561万円だった運用資産を2025年8月までの5年8か月で10億円に増やす。著書に『トイレスマホで「無限10倍株」 3年9カ月で5975万円を稼いだ投資術』(KADOKAWA)。
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