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【築地「大規模再開発」の行方】タワマン・オフィス建設の再開発で「下町の持つ良さ」は残るのか「つまらない街」になるのか? 不動産事業プロデューサーの危惧

エキゾチックな外観の築地本願寺もこのエリアの個性を構成する一要素に(写真・イメージマート)

エキゾチックな外観の築地本願寺もこのエリアの個性を構成する一要素に(写真・イメージマート)

 東京・中央区の築地では、市場跡地を舞台にした大規模再開発計画が進んでいる。三井不動産、読売新聞グループなどが主導する新街区構想だ。長年この街を知る不動産事業プロデューサーで、『街間格差』(中公新書)の著書がある牧野知弘氏(オラガ総研代表)は幼少期を中央区明石町で過ごし、築地は通学路でもあったという。その牧野氏が再開発の行方に複雑な思いを抱いているという。

つきつめていくと「つまらない都市」になる

「築地は都心にありながら下町色が強い。商店街もそうですが、下町の持つ良さが凝縮されたようなエリアですね。中小の商店と住民によって構成される、東京を代表する下町エリアだと思います。ただ、中心にあった魚市場が豊洲に引っ越して、これからは大手デベロッパーが新しい街づくりをすると発表されています。この再開発がどういったかたちのものになるかによって築地の街並みも大きく変わってくると思います」(牧野氏、以下同)

 幼少期には築地本願寺の境内が遊び場だったという牧野氏。これまでの築地の良さと、再開発のバランスがどうなるかが注視される。

【プロフィール】
牧野知弘(まきの・ともひろ)/東京大学経済学部卒業。ボストンコンサルティンググループ、三井不動産などを経て独立。オラガ総研代表取締役としてホテルなどの不動産事業プロデュースを展開する。著書に『街間格差』(中公新書)などがある。

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