人気不動産投資YouTuber「不動産アニキ」こと小林大祐氏(本人提供)
不動産投資の世界では、会社員や住み込みアルバイトからスタートし、10億円を超える資産を築く“メガ大家さん”が現われている。幾多のトラブルを乗り越えた凄腕の大家は、どのようにして巨額の資産を築き上げたのか。不動産投資の熱が高まる今、その極意を聞いた。
利回り20%の高い収益性を実現
年収450万円の会社員からスタートし、37億円の総資産を築いた人気不動産投資YouTuber「不動産アニキ」こと小林大祐氏。2005年頃、27歳の時に元手600万円で始めたが、大きな転機となったのは2年目に購入した愛知県江南市にあるRCマンション1棟だったという。
「全12戸のうち8戸が空室状態で、放置自転車が20台以上あって建物は荒れ果て、近所から“お化け屋敷”と呼ばれていました。そこで購入後、外壁塗装と空き部屋のフルリノベーションを計画。当初4000万円の見積もりだった工事費を約1500万円まで圧縮して工事を実施し、高品質物件に再生して付加価値を高めたところ、完成後1か月弱で満室になりました」(小林氏。以下同)
空き家再生のプロのような手腕が発揮されたのは、小林氏が初めて所有した区分マンションでの経験が生きたからだ。
「最悪、自分が住めばいいからと、専有面積55平米、築29年のマンションの1室をリフォーム前提で購入し、複数の業者に工事の見積もりを依頼したところ、同じ図面なのに最大で200万円もの開きがあったのです。しかも最終的には、まったく同じ工事内容を最安値の見積もりの半額以下、60万円で実施できました。その結果、この物件は利回り20%という非常に高い収益性を実現しました」
