いまDAIBOUCHOU氏はどんな銘柄に目を向けているのか(写真:イメージマート)
日本株市場が揺れている。高市政権が発足した昨秋から上昇を続けた日経平均株価は6月に史上初の7万円台をつけたが、7月以降は下落。8月に入ると日米両政府による為替介入で円高に振れたことで輸出関連株の売りも広がり、6万円台前半で推移している。そうしたなかで、投資の達人はどのような銘柄に視線を向けているのか。
今年前半の市場の話題をさらった半導体大手のキオクシアホールディングスも、6月22日に上場来高値の11万2700円をつけてから1か月強で株価は約3分の1に急落した。キオクシア・ショックは日本の株高を牽引してきたAI・半導体ブームの終焉を示唆しているのか。このまま日本株市場は落ち目になっていくのか――。そうした不安を抱いている投資家も少なくないだろう。
しかし、暗雲が立ち込めるなかでも株価上昇が期待できる銘柄は存在するという。割安成長株への超分散投資で資産10億円を達成したDAIBOUCHOU氏が、これから年末にかけて“株価倍増”の可能性を秘めた銘柄を紹介する。
今後の日本株相場の見通しについて、DAIBOUCHOU氏はこう語る。
「キオクシアをはじめとする半導体関連株は年初から6月にかけて株価が何倍にも上がっている異常な状況でしたから、これからさらに下がってもおかしくないでしょう。ただ、現在の下落基調も調整の範囲ではないかと思いますし、広くAI関連ということであれば今後も株価上昇が期待できる銘柄も少なくありません。
その一方、半導体関連に集中していた投資マネーが徐々に流れていって、他分野の相場が相対的に良くなっている。今後、半導体関連銘柄の寄与度が大きい日経平均は下がるか横ばいで、幅広い銘柄で構成されるTOPIX(東証株価指数)は上がるという相場になっていく可能性があります。これまでAI・半導体以外の分野では株価が低迷している銘柄も多かったので、いわゆる『リターン・リバーサル』が見込める状況ではないかと思います」(以下、「」内のコメントはDAIBOUCHOU氏)
リターン・リバーサルとは、株価が下がった銘柄はいずれ反発し、値上がりした銘柄は下落することが多いという経験則に基づく投資手法を指し、いわゆる“逆張り”のことだ。
ここからはDAIBOUCHOU氏が厳選した“年末までに株価倍増”も期待できる5銘柄を紹介していく。
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【PROFILE】
DAIBOUCHOU/1973年生まれ、東京都在住。各企業の財務諸表分析を中心とした、割安成長株への超分散投資を得意とする。2000年の会社員時代に200万円の元手から株式投資を始めて、約4年で「億り人」になる。その後、安定重視の中長期投資にシフトして、資産10億円を達成。著書に『バリュー投資の億り人が教える 新NISA「成長投資枠」で1億円: 10日で学ぶ10年10倍株の探し方』(東洋経済新報社)など。
Xアカウント:@DAIBOUCHO
