東京駅、大手町駅へのアクセスに優れた千葉、神奈川、埼玉の駅に注目(イメージ)
都心への通勤圏内(東京駅・大手町駅まで乗車40分以内)で、中古マンション価格が平均的な子育て世帯にも手が届き、かつ“上昇気流”に乗って勢いがある駅はどこか。その答えは、東京都内とは限らない。不動産テック企業MFSが開発したマンションAI査定サービス「CAPS」のデータから「中古マンションが7000万円未満で購入できる首都圏の駅(全156駅)」を抽出し、“上昇気流に乗る駅”を調査した。その調査結果を分析すると、東京以外で選出された駅にも注目すべきところがあることがわかった。
ランキング中位以降に目立つ千葉、埼玉、神奈川の駅
首都圏の中古マンション価格は高騰しているが、一般的な子育て家庭の年収の範囲で購入でき、かつ「高値掴み」とならないエリアはどこなのか。住宅ローン比較診断サービス「モゲチェック」を運営するMFSが開発したマンションAI査定サービス「CAPS」のデータを活用しながら見ていきたい。MFS取締役CMO(最高マーケティング責任者)の塩澤崇氏が語る。
「CAPSは全国47都道府県の約9割に相当する約14.6万棟のマンションを対象に、独自に開発したAIが各戸の推定販売価格などを無料で査定するサービスです。全国のマンションの“時価”や“実力”を評価できるうえ、実際の売り出し価格に対する誤差が少なく、調査の精度が高いこともCAPSの特徴です」
そこでマネーポストWEBはMFS協力のもと、「CAPS」のデータから「中古マンションが7000万円未満で購入できる首都圏の駅」を抽出。直近2年間の平均推定価格の騰落率から値上がり率が高い順に並べ、“上昇気流に乗る駅”ランキングを作成した。
一般に住宅ローンの借入額は「年収の5〜7倍」が目安と言われるため、今回の調査では世帯年収1000万円未満でも手が届くよう、平均推定価格7000万円未満が対象。さらに、コアオフィスエリアである東京駅・大手町駅までの「乗車時間40分以内」、かつファミリー向けの「3LDK」という条件を加え、「現役・子育て世代」という主な住宅購入層のニーズに沿うことを目指した。
そのランキングでは、中位以降に神奈川、埼玉、千葉など東京近郊の駅が多く並ぶ結果となった。MFSで不動産投資サービス「INVASE」の事業執行役員を務める不動産投資アナリストの渕ノ上弘和氏の解説によれば、そこから神奈川、埼玉、千葉の「県民性」も見えてくるのだという。
