6月高値から株価が大きく下落したワークマンに注目する理由とは(時事通信フォト)
6月の高値から株価が大きく下落したワークマン。前年業績のハードルの高さや長雨への警戒から売りが続いたが、10月1日に発表された9月月次既存店売上高は前年同月比20.7%増と好調だった。急落後の株価に反転余地はあるのか、個人投資家、経済アナリストの古賀真人氏が解説する。
9月は15営業日中13日が下落
ワークマン(7564)の株価下落が続いていた。6月3日に年初来高値8330円を付けたあと、7月22日に5530円まで売られ、9月24日には5210円まで下げた。高値からの下落率は37.5%。しかも9月は9営業日連続の下落を含め、15営業日のうち上昇したのはわずか2日だけだった。
これがどれほど異常なことかは、確率で見るとよく分かる。9日続落が起きる確率は単純計算で512分の1、15営業日中13日が下落となると271分の1である。統計的には2.7標準偏差の領域だ。さらにこの下落が目立つのは、この間の日経平均が6万5000円台から6万8000円台へと上昇を続けていたことだ。
ではなぜ売りが出続けたのか。理由は2つに整理できる。
