峯村健司 の記事一覧
![いまの施策は中国国内からも「文化大革命」と一緒ではないかという指摘が(習近平氏。写真/EPA=時事)](https://www.moneypost.jp/uploads/2025/01/12/jiji_shukinpei20250108-2-750x500.jpg)
「習近平新時代」「習近平思想」…いま習近平一強体制の中国で展開される施策は「文化大革命」の再来か かつて毛沢東に忠実な人びとを大量に生んだ「労働改造所」の恐怖
現在の中国社会で指導的立場にある人の多くは、1960~1970年代に「毛沢東思想」を徹底的に教え込まれた“文革世代”に当たる。「反腐敗」や「共同富裕」といった毛沢東時代を想起させる政策を掲げる習近平・国家主…
2025.01.12 11:00
マネーポストWEB
![コロナ禍での過度な対策には国民からの不満も(習近平氏。写真=中国通信/時事通信フォト)](https://www.moneypost.jp/uploads/2025/01/10/jiji_shukinpei20250108-750x500.jpg)
コロナ禍の中国「白紙革命」で明らかになった習近平主席「一強体制の罠」と、突きつけられた「共産党への不満」
「2期10年」と定められていた中国国家主席の任期制限を撤廃し、異例の3期目に突入した習近平政権。毛沢東以来の「超一強体制」が固まった2022年10月の党大会の1か月後に中国各地で起きたのが、中国の過度なコロナ対…
2025.01.10 07:00
マネーポストWEB
![「大躍進政策」をなぜ止められなかったのか(写真:イメージマート)](https://www.moneypost.jp/uploads/2025/01/06/afloimagemart_china20250106-750x501.jpg)
数千万人が餓死した中国の「大躍進政策」 なぜ誰も毛沢東を止めることができなかったのか
毛沢東の「15年以内にイギリスを追い抜く」との宣言がきっかけで始まった「大躍進政策」では、約3年の間に中国全土で数千万人が餓死したとされる。その背後には、「毛沢東主導の権力闘争」があった――。中国の歴史…
2025.01.08 15:00
マネーポストWEB
![イーロン・マスク氏の要職抜擢がトランプ政権にどう影響するか(Getty Images)](https://www.moneypost.jp/uploads/2024/12/26/post2502_GettyImages_Elon_Musk-750x500.jpg)
トランプ次期大統領の“対ロシア・対中国ディール”の鍵を握るイーロン・マスク氏 米国内で頭打ちのテスラを中国に売る選択肢も【橋爪大三郎氏×峯村健司氏】
1月20日に米国大統領の就任式を迎えるドナルド・トランプ氏。超大国のトップ同士として中国国家主席の習近平氏と対峙するのは第一次政権(2017~2021年)以来となるが、前回と異なるのはウクライナやパレスチナな…
2025.01.07 06:59
週刊ポスト
![2期目のトランプ政権をどう読み解くか(時事通信フォト)](https://www.moneypost.jp/uploads/2024/12/26/post2502_jiji_Donald_Trump-750x500.jpg)
トランプ氏2期目は「2年でレームダック化」の可能性大 プーチン氏・習近平氏・金正恩氏から見れば「2年我慢すれば簡単に御せる」【2025年の国際情勢を見通す鍵】
1月20日に米国大統領の就任式を迎えるドナルド・トランプ氏。超大国のトップ同士として中国国家主席の習近平氏と対峙するのは第一次政権(2017~2021年)以来となるが、前回と異なるのはウクライナやパレスチナな…
2025.01.07 06:58
週刊ポスト
![大躍進政策で土法高炉製造法による鉄づくりに励む農民(写真=中国通信/時事通信フォト)](https://www.moneypost.jp/uploads/2025/01/06/jiji_china20241230-eyc-750x500.jpg)
毛沢東の「15年でイギリスを追い抜く」宣言が悲劇の始まりに… 数千万人が餓死した中国「大躍進政策」とは何だったのか
中国共産党による「一党独裁」が続く中国。その歴史や文化、社会に精通する社会学者の橋爪大三郎氏と、元朝日新聞北京特派員のジャーナリストでキヤノングローバル戦略研究所上席研究員の峯村健司氏は、中国で現…
2025.01.06 19:00
マネーポストWEB
![習近平・国家主席は中国共産党の誰よりも台湾の情勢や人びとの特性を理解しているという(写真/EPA=時事)](https://www.moneypost.jp/uploads/2025/01/04/jiji_shukinpei20241230-750x500.jpg)
【中国にとっての宿願】習近平主席は「台湾統一」に向けた工作のプロだった 毛沢東時代から続く中国共産党「統一戦線工作」の手法
習近平・中国国家主席にとって宿願とも言える「台湾統一」。実現に向けた重要任務を負うのは「中国共産党中央統一戦線工作部」だ。中国の歴史や文化、社会に精通する社会学者の橋爪大三郎氏と、元朝日新聞北京特…
2025.01.04 07:00
マネーポストWEB
![中国にとって「日本の天皇」はどういう存在なのか(写真は習近平氏/AFP=時事)](https://www.moneypost.jp/uploads/2025/01/01/jiji_china20241225-4-750x500.jpg)
習近平・国家主席までもが敬意を払う「中国にとっての日本の天皇」という特別な存在
1960年代にかけての「中ソ対立」を経て独自の社会主義の道を歩んだ毛沢東の中国。現在もロシアや欧米諸国に対して覇権主義的性格を強めているが、一方、日本の天皇に対しては、現在の習近平・国家主席に至るまで…
2025.01.01 07:00
マネーポストWEB
![日中戦争時の中国共産党の戦略とは(毛沢東。Getty Images)](https://www.moneypost.jp/uploads/2024/12/23/GettyImages-Mao-TseTung20241220-750x500.jpg)
日本軍が共産党に活動資金を提供… 日中戦争に引きずり込まれた日本は「毛沢東の中国共産党」に操られていた
中国共産党はモスクワのコミンテルン(共産主義インターナショナル)に従いながら、日中戦争、国共内戦を生き延びて政権の座についた。新中国建国後のある時期からは、毛沢東はソ連の影響からも脱して「独裁権力…
2024.12.31 15:00
マネーポストWEB
![中国人に「ナショナリズム」の意識はどう根付いていったのか(写真/EPA=時事)](https://www.moneypost.jp/uploads/2024/12/29/jiji_china20241225-2-750x500.jpg)
毛沢東が「全人民的支持」を得て中華人民共和国を成立させることができた理由 中国人に植え付けた「ナショナリズム」の意識
コミンテルン(共産主義インターナショナル)の中国支部として出発した中国共産党は、毛沢東の指導のもと、新中国(中華人民共和国)となって政権の座についた。なぜ、多くの中国国民が毛沢東、中国共産党を支持…
2024.12.29 15:00
マネーポストWEB
![毛沢東と周恩来はどういう関係性だったのか(時事通信フォト)](https://www.moneypost.jp/uploads/2024/12/27/jiji_china20241225-750x500.jpg)
毛沢東とナンバーツー・周恩来との「本当の関係」 一種の盟友関係だが、肝胆相照らす親友とも言えなかった
毛沢東が権力を掌握する過程について分析することが、現在の中国共産党を考えるうえでも重要だと指摘するのは、中国の歴史や文化、社会に精通する社会学者の橋爪大三郎氏と、元朝日新聞北京特派員のジャーナリス…
2024.12.27 15:00
マネーポストWEB
![毛沢東の権力基盤は習政権にも通ずるところが(写真/AFP=時事)](https://www.moneypost.jp/uploads/2024/12/25/jiji_shukinpei20241223-750x500.jpg)
“出遅れた男”毛沢東はいかにして「中国共産党の権力闘争」を勝ち抜いたのか? 習近平・国家主席の権力基盤と符合する点とは
中国共産党で、毛沢東以来の「超一強体制」を築いたと言われる習近平・国家主席。政権を維持するため、これまでも「建国の父・毛沢東」を積極的に利用してきた。その毛沢東は、いかにして中国共産党トップの座に…
2024.12.25 07:00
マネーポストWEB
![中国「習近平一強体制」の行方をどう読み解くか(Getty Images)](https://www.moneypost.jp/uploads/2024/12/23/GettyImages-shukinpei-750x500.jpg)
マルクス主義の「闘争」「革命」を巧みに“利用” 毛沢東の人物像を紐解くと分かる中国「習近平一強体制」の行方
異例の3期目に突入した習近平・中国国家主席。就任以来、「共産党支配」を日増しに強めてきた。そのロールモデルとなっているのが、建国の立役者である「毛沢東」だ。中国の歴史や文化、社会に精通する社会学者の…
2024.12.23 07:00
マネーポストWEB
![戦前、日本の中国研究はレベルが高かったという(写真:イメージマート)](https://www.moneypost.jp/uploads/2024/12/21/afloimagemart_china20241220-750x499.jpg)
戦前よりも弱体化した日本の中国研究への危機感 いま「中国共産党」という歴史上でも特異な存在をどう分析すればよいのか【橋爪大三郎氏×峯村健司氏】
巨大な隣国・中国。その歴史や文化、社会に精通する社会学者の橋爪大三郎氏と、元朝日新聞北京特派員のジャーナリストでキヤノングローバル戦略研究所上席研究員の峯村健司氏は、日本の「中国研究」のレベルが著…
2024.12.21 15:00
マネーポストWEB
![いまの中国を知るなら「中国共産党の本格的な研究や分析」が必要(習近平氏。中国通信/時事通信フォト)](https://www.moneypost.jp/uploads/2024/12/17/jiji_XiJinping20241217-750x500.jpg)
【橋爪大三郎氏×峯村健司氏】中国共産党にとって「不都合な真実」を理解しなければ外交もビジネスも成り立たない 国を挙げて研究すべき課題に
トランプ大統領の再登板で「米中対立」の激化や「台湾侵攻」が懸念されるなか、アメリカの同盟国である日本はどう立ち振る舞うべきなのか。中国の歴史や文化、社会に精通する社会学者の橋爪大三郎氏と、元朝日新…
2024.12.19 15:00
マネーポストWEB
![中国では凄惨な事件が増えている背景とは(広東省珠海市で自動車暴走事故が起きた現場近くの仮設慰霊碑。写真/AFP=時事)](https://www.moneypost.jp/uploads/2024/12/06/jiji_china20241206-750x500.jpg)
中国で相次ぐ無差別殺傷事件、背後に「デジタル監視社会」と「信用システム」で追い詰められた市民の絶望感 習近平政権に潜む毛沢東以来の「一強の罠」
ドナルド・トランプ氏の大統領返り咲きにより、世界情勢は不確実性を増している。難しい舵取りを迫られる石破茂・首相だが、カギとなるのは“超一強体制”を築き上げた中国・習近平政権との関係性だという──新刊『…
2024.12.10 07:03
週刊ポスト
![なぜ“外交的敗北”と言えるのか(石破茂首相=左と習近平主席。時事通信フォト)](https://www.moneypost.jp/uploads/2024/12/06/post2436_jiji_XiJinping_ishibash-eyc-750x500.jpg)
習近平主席との“両手握手”で外交的敗北を喫した石破茂首相 「日中と日米のバランスを取る」外交指針のなかでトランプ政権とどう交渉すればよいのか
ドナルド・トランプ氏の大統領返り咲きにより、世界情勢は不確実性を増している。難しい舵取りを迫られる石破茂・首相だが、カギとなるのは“超一強体制”を築き上げた中国・習近平政権との関係性だという──新刊『…
2024.12.10 07:02
週刊ポスト
![社会学者・橋爪大三郎氏(左)とジャーナリスト・峯村健司氏が対談(写真/共同通信社、本誌撮影)](https://www.moneypost.jp/uploads/2024/12/05/post2436_minemura_hashidume_eyc-750x500.jpg)
【習近平政権との貿易戦争も再戦へ】軍や外交関係者を「イエスマン」で固めたトランプ政権の“危ういディール”はすでに始まっている 石破首相がすべきことは何か
ドナルド・トランプ氏の大統領返り咲きにより、世界情勢は不確実性を増している。難しい舵取りを迫られる石破茂・首相だが、カギとなるのは“超一強体制”を築き上げた中国・習近平政権との関係性だという──新刊『…
2024.12.10 07:01
週刊ポスト