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回転寿司店の元店員が明かす「ネタ再利用」の手口 変色したまぐろを揚げ物にする“悪魔のルール”

「寿司ネタはもちろん、本来ならわさびやガリも使用期限のシールを貼って管理する必要がありますが、店長は『面倒くさいから』とまったくシールを貼らなかった。スタッフは使用期限がいつかわからないわさびやガリを提供していました」(Cさん)

 大手チェーン店では、衛生管理を怠っていないか確認するために、本部から抜き打ちの検査が入ることがある。Cさんが働いていた大手チェーン店も抜き打ち検査を実施していた。

「私は検査が来たらどうするんだろうと心配でした。店長も『今日本部からチェック来るかなあ。来たらヤバイね』と言うものの緊張感はありませんでした。寿司ネタを入れたトレーに使用期限のシールを貼り忘れ、気づいてから慌てて貼ることは多かったですね」(Cさん)

 元従業員たちの数々の証言からは、一部店舗の衛生管理の甘さや職業倫理の欠如が浮かび上がる。

※女性セブン2023年4月20日号

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