暗い劇場内でスマホが発する光はかなりまぶしい（写真：イメージマート）
大量のグッズを持参して席の周りを占拠
「好きなアニメの映画を観に行ったとき、他のオタクたちが『痛バッグ』（※缶バッヂなどのグッズを大量につけたビニールバッグ）を持ってきて、席の周りを占領していたのが不快でした。足の前にドーンと置かれると邪魔で前を通れないし、どけてほしいと伝えるとこっちが悪者みたいになって……。
それだけじゃなくて、上映前に暗くなって他の映画の予告編が流れている段階で、ペンライトを光らせて、アクスタ（※アクリルスタンド）と一緒に写真撮影をしていたんですよ。“声出しOK”の応援上映ならまだしも、通常の上映会でオタクグッズを大量に持参するのは本当にやめてほしいです」（20代女性）
セリフを先に言う、大声で笑う
「ミニシアター系の映画をよく観に行くのですが、時々、他の客が気になることがあります。たとえば“自称・映画通”みたいなおじさんが、劇中のジョークに対して、わざと劇場に響きわたるような声で笑ったりするのも、そのひとつ。おもしろくて笑っているのではなくて、『おれはこのブラックジョークがわかるよ』とアピールしている感じで気持ち悪い。
それから、この間は斜め後ろあたりにいた男性が、セリフを先回りして声に出していたのに遭遇しました。その人は『ワ～、オーマイゴッシュ』とかも呟いていました。おそらく何度か観ているんでしょうけど、わざわざ上映中にセリフを口に出さないでほしい」（30代女性）
チケット代を払って劇場に足を運んだにもかかわらず、座席ガチャにハズレてしまうと、せっかくの映画を心ゆくまで楽しむことができない。それぞれが最低限のマナーを守って、映画を楽しんでほしい。（了）
