ライフ

GWでも5万円で海外旅行が楽しめる まだ間に合う!“旅行の達人”が教える「穴場」渡航先

香港は羽田空港からも発着があり、渡航しやすい目的地のひとつ(写真:時事通信フォト)

香港は羽田空港からも発着があり、渡航しやすい目的地のひとつ(写真:時事通信フォト)

 5月8日のコロナの「5類」移行よりひと足早く、ゴールデンウィークの旅行需要が高まっている。海外、国内ともに2019年並の混雑水準となっており、どの行き先も価格が高騰していたり、予約が取りづらかったりする。まだ予定が決まっていない……という人に向けて、直前でもまだ予約がとれたり、ゴールデンウィーク中にもかかわらず安めで予約ができたりする、海外旅行の「穴場」を紹介したい。

香港は5万円強、ローマで14万円

 アジアでダントツ安いのが香港だ。4月29日羽田発、5月7日深夜羽田着という「最強」の日程でも往復5万円強。現在、香港エクスプレスは羽田線が1日4便、成田線が1日2便と東京~香港が計6便体制。供給量の多さがそのまま価格に反映されている。

 一方、欧米はどこも20万円超えが当たり前だ。そうしたなか、ひときわ安さが目立つのが、中国東方航空の成田発ローマ往復だ。4月29日成田発、5月7日成田着の日程で往復総額14万4000円程度。コロナ前、航空券のプライスリーダーとして常に最安値を引っ張ってきた中国系のエアラインはコロナ禍で運休が続いてきた。だが今年の4月に入り、ようやく復活してきた形だ。

 ただし、この航空券を使うにあたっては、2つ注意点がある。1つは行き帰りともフライトの所要時間が30時間を超えることだ。行き帰りともに上海浦東空港で18時間以上のトランジットが生じるためだ。

 現時点(4月16日)においては、中国の空港を経由して6日(144時間)以内に第三国に行くトランジットの場合、ビザを取得する必要はない。だが、入国に際しては搭乗前48時間以内のPCR検査によって陰性証明を取得し、検査結果をアプリ上で中国税関に申告する必要がある。行きについては、東京都内など各地で実施している無料PCR検査で英文証明書を取得すればよいが、問題は帰りだ。この場合、現地でPCR検査を受ける必要がある。

 この条件さえクリアできれば、ゴールデンウィークにヨーロッパへ行く航空券としてはかなり格安なうえ、海外からの観光客がまだほとんど戻っていない「コロナ後」の上海を少し観光できる貴重な機会となるだろう。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。