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フリマアプリで「ハーゲンダッツの蓋」はなぜ売れる? 愛好家たちが語る“侮れない実力”

中国で売られていたハーゲンダッツの蓋を上から見たところ(Getty Images)

中国で売られていたハーゲンダッツの蓋を上から見たところ(Getty Images)

しっかりした作りだから再利用するのに使い勝手がいい

 コレクター需要だけでなはないようだ。IT企業に勤務する30代女性・Bさんは、「工作や日常生活で利用する人は案外いる」と指摘する。鍵はハーゲンダッツの蓋の“特徴”だ。

「一般的なアイスの蓋は紙製のものが多いと思いますが、ハーゲンダッツの蓋はプラスチック製。固くしっかりとした作りで、再利用するにしても加工するにしても使い勝手がいいようです。アイスの上にフィルムが貼られている構造もポイントですね。アイスの中身が直接蓋に触れることがないので、きれいな状態でとっておけます」

 Bさん自身、ハーゲンダッツの蓋を再利用する。その方法をこう話す。

「例えば、ペットボトルやタンブラー、マグカップのコースター、保温用のカップカバーにもちょうどいい。並べてボードに貼るだけでもおしゃれです。

 ひと手間加えるのも楽しいですよ。画用紙を丸く切って絵柄を隠し、そのうえにレースやラメをのせでデコレーションするのもあり。メルカリには、DIY用として蓋そのものを出品する人のほか、DIY後の“作品”を売っている人もいます」(Bさん)

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