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【50倍近く上昇した銘柄も】億り人投資家が売却して後悔した10銘柄 「これは売りたくなかったなぁ」

 その後の株価の上昇は恐るべきもので、10 年をかけて上昇を続け、一時は2万5000 円を突破。なんと50 倍以上の上昇です。当時の投資額は13万5000 円程度でしたので、もし売却していなければ、配当と優待を楽しみながら、単に保有しているだけで評価額は700万円を突破したことになります。

 現在の株価は、ピークアウトして最高値から半値程度となったものの、それでも30 倍前後です。売却理由が業績悪化等ではなかったために、悔やまれます。

 東映アニメーションは極端な例ですが、このような例はほかにもHOYA、富士フイルムHD、資生堂、コーセー、と枚挙にいとまがありません。投資先企業の競争力や業界の立ち位置に変化がなく、当初に投資した目的が崩れていなければ、売却する必要はないと考えるに至っています。

優待株が分割した際に売却して後悔した株とは?

 株主優待を目的に投資した銘柄もありますが、しばしば株式分割がおこなわれることがありました。株式分割とは、1 株をいくつかに分割して、投資単価を下げることで流動性を高めるためにおこなわれます。なお、もともとあったものを小さい単位に分けるだけですので、資産価値に影響はありません。

 100 株保有していれば優待がもらえる銘柄を、100 株持っていたとしましょう。株式を2 分割したことで200 株の保有となることがあります。そんな時、100 株を売却しても優待はもらえますので、売却を検討することもあるかもしれません。

 ですが、私の経験上、売却してもいい結果を生まなかったケースがほとんどです。株式分割は多くの場合、株価上昇局面でおこなわれるもの。ようするに、その企業の業績は堅調であることが多く、基本的に売却する必要はない銘柄なのです。

 私自身、株式分割時に売却し、その後に株価が上昇して悔しい思いをした銘柄もすぐに思い出すことができます。ミルボン、コタ、日本管財、船井総研HDなど、現在も株価は上昇傾向にあります。

 現在は、株式分割がおこなわれた際に、単に株数が増えたからという理由では売却しないよう心がけています。

株価が高い時に買って後悔した株は?

 2006 年ライブドアショックの1ヶ月前に投資したサミーネットワークスは、私の投資人生で最大の失敗です。

 新興市場の盛り上がりで楽観論が醸成されていたことに加え、基本的な投資指標を理解できていない状態で、株価が高い時に投資していたことから、大ダメージを負ってしまうことになりました。

 人気のある銘柄というのは、その成長性への過度な期待のため、株価が短期的に急騰しているケースがあります。そういった銘柄は、その後暴落することも多く、株価が高い時に投資していると、目も当てられないことに……。

 ここ数年で話題となった、エムスリー、アイ・アールジャパンHD、AI inside などは、株価上昇局面では都合のいい情報ばかりにスポットライトが当てられ、株価がさらに押し上げられていきました。

 そうやって上昇していく株価を見て、「自分も乗り遅れまい!」と焦って投資する個人投資家も後を絶ちません。しかし、焦って投資してもろくなことがないのが株式投資の世界。一度、期待が剥落すると株価の下落は悲惨な程に大きくなります。

 焦らないためにも、過去に話題となった銘柄の株価チャートを確認することをオススメします。実際に見ると分かりますが、株価が人気で急騰し、不安で暴落する、左右対称の釣鐘のような曲線を描いていることも少なくありません。とくに新興市場では、話題となっている銘柄への投資を検討する際には最大限の警戒が必要です。

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