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住まい・不動産

体験移住、生活費の蓄え… 「初めての田舎暮らし」を成功させるための5か条

移住生活にトライする上での注意点は?(イメージ)

移住生活にトライする上での注意点は?(イメージ)

 コロナ禍を経て、二拠点生活やセカンドライフの住処として、田舎での暮らしを考える人が増えているという。だが移住生活は、始めてみたものの、挫折した……という声も聞く。思い切って引っ越す前にチェックすべき点はどのようなものか。田舎暮らしアドバイザーの堀江康敬さんに聞いた。

【1】その土地で何をしたいのか明確にする

 まずは、「田舎で家庭菜園をしたい」「趣味の釣りを楽しみたい」など生活スタイルを明確にすることが、移住地を探すヒントに。理想の暮らしをイメージし、事前のリサーチを行うことが大切。

【2】専門家や経験者から情報を収集する

 初期の情報収集にはインターネットが便利。NPO法人『ふるさと回帰支援センター』や自治体の移住相談センターなどでは、セミナーの開催も。参加すれば、地域の相談員から詳細な情報が入手できる。

【3】移住前に実際に滞在して環境をチェック

 移住先の候補が決まったら、体験移住はマスト! 最低でも2泊~1週間は宿泊して、地域の雰囲気やコミュニティー、インフラ、食べ物などの確認を。お試し住宅を格安で貸している市町村もある。

【4】移住前に約1年分の生活費を蓄えておく

 交通の便が悪い地方では、車の維持費やガソリン代など、予想以上にお金がかかることも。移住後すぐには仕事ができない可能性もあるので、移住前に1年分の生活費を蓄えておくと安心。

【5】“明るいよそ者”として地域に馴染む

 田舎暮らしで気になるのは、地元の人との付き合い方。都会で培ったスキルで貢献するなど、“明るいよそ者”として適度な距離をおきつつ状況が許す限り付き合い、溶け込む努力が大切。

※女性セブン2023年8月31日号

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