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住まい・不動産

財前直見さんの大分Uターン移住生活、畑で採れた食材を囲炉裏で調理「もったいない精神が芽生えました」

2007年に大分県にUターン移住した財前直見さん

2007年に大分県にUターン移住した財前直見さん

 コロナ禍を経て、二拠点生活やセカンドライフの住処として、田舎での暮らしを考える人が増えている。『有吉ゼミ』(日本テレビ系)では、女優・財前直見さん(57)が披露する田舎暮らしぶりが毎回話題に。2007年に大分県にUターン移住した財前さんに、改めてより幸せになれる暮らし方のヒントを聞いた。

「採れたての野菜は、ものすごくおいしいんですよ。スーパーで買ったものとは全然違うの。息子に安心・安全な野菜を食べさせたい、というのがきっかけ。実家には田んぼと畑、山があり、じいじ(父)が作物を育てているんです。いまの時期はかぼちゃやトマト、ゴーヤなどが採れます。私は収穫して、ばあば(母)と保存食を作る担当。収穫量が多いので、作業は大変。のんびりしたいけど、毎日忙しいんです(笑い)。

 そんな暮らしをしていると『もったいない精神』が芽生えてきて、びわや梅の種まで捨てずに活用して、手作りを楽しんでいます。自然の恵みをいただくことは体にもいいし、心も豊かになる。田舎はいいですよ!」(以下、「」内は財前さん)

旬の野菜や山菜、 自然の美味を収穫

16才になった長男・凛太郎くんも参加して、家族三代で収穫

16才になった長男・凛太郎くんも参加して、家族三代で収穫

「自宅から離れた杵築市にある畑では旬の野菜、山では山菜などが採れます。しいたけは2月に駒打ち(菌を原木に打ち込む作業)をして、収穫まで2年かかるんですよ。たくさん採れた作物はご近所さんにおすそ分けします」

食卓には土鍋ご飯や常備菜がズラリ

「夏は暑いのであまり使いませんが、冬は囲炉裏で鍋を囲むことも多いですね。調理はもちろん暖もとれるし、火を見ているだけで心がホッと和むんです」

「夏は暑いのであまり使いませんが、冬は囲炉裏で鍋を囲むことも多いですね。調理はもちろん暖もとれるし、火を見ているだけで心がホッと和むんです」

 囲炉裏が中心に置かれたテーブルを家族で囲む。土鍋でご飯を炊くこともあるという。

「普段は炊飯器を使いますが、囲炉裏で調理した、たけのこご飯や栗ご飯は格別。家族みんなで『おいしいね』って言いながら食べるのも幸せ」

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