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【急増する脱毛トラブル】危ない脱毛サロン&クリニックの見分け方チェックリスト

危ない脱毛サロン&クリニックの見分け方

危ない脱毛サロン&クリニックの見分け方

 いまや“身だしなみ”のひとつとして取り入れられるようになった脱毛だが、その技術はクリニックやサロンによって大きな差がある。「安さ」や「手軽さ」の代償として大きなトラブルを抱えてしまわぬよう、注意が必要だ。では、どういった点を見極めればよいのだろうか。

 クリニックを選ぶ際には、金額だけで判断せず、自分の目でしっかりホームページをチェックしよう。院長や医師、スタッフの紹介がないところは避けた方がいい。医療経済ジャーナリストの室井一辰さんが解説する。

「経営している母体がよくわからない美容医療クリニックが増えています。責任者や院長の顔が見えるところで受けた方がいい。医師の経歴と専門性を見ることも大事です」

脱毛学会に所属しているかどうか

 ジョイアクリニック京都院長で形成外科・美容外科専門医の林寛子さんは、美容外科の専門医かつ、できれば「日本医学脱毛学会」に所属している医師がいいとアドバイスする。

「脱毛学会の会員は、美容外科や形成外科、皮膚科の医師です。毎年、会費を払って学会に出席し、脱毛の最新事情を学んでいるので、より信用できます。同じ美容外科医でもそれぞれ専門性があるため、経歴を見て、どんな分野の専門医か見ておくといいでしょう」

 機器の紹介が掲載されているかどうかも確認したい。美容・医療ジャーナリストの海野由利子さんが指摘する。

「治療までの流れや注意点が書かれているかどうかもチェックしましょう。料金体系が明記されているかどうかも、事前に確認すると安心です」

 医師だけでなく実際に施術する看護師の技術も気になるところ。というのも、クリニックによって教育体制はまちまちだからだ。湘南美容クリニックを運営するSBCメディカルグループ・経営戦略本部の佐々木恵理さんが語る。

「例えば当院では、研修センターで医師や看護師が教育を受けて知識と技術を習得しなければ施術ができないルールになっています。さらに、教育を受けていても看護師だけでの施術は行っていないため、必ず医師の指示のもとで機器を扱っています」(佐々木さん・以下同)

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