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“フェスが苦手”な音楽ファンたちの本音と言い分 「単独ライブに比べコスパが悪い」「疲れと日焼けが後に残る…」

単独ライブのほうが満足度が高い

 チケット料金が高ければ、その分の満足度を求めるのが観客だ。しかし大規模フェスの場合、必ずしもチケット料金に見合った満足度が得られないことも多いというのだ。前出・Aさんはこう話す。

「たとえば1万5000円や2万円といったお金を払って、フェスに1日行ったところで、ちゃんとライブが見られるのは数組です。そのなかで、本当に好きなアーティストが2組あればいいくらい。あとは、あまり知らないアーティストや、ちょっと気になるアーティストという感じです。にもかかわらず、普通の単独ライブの1.5~2倍のお金を払うのは、もったいないと感じてしまう。

 正直なところ、本当に好きなアーティストに1万円払って、2時間くらいの単独ライブに行ったほうが満足度は圧倒的に高い。それがフェスだと、長くても1時間、短いと30分くらいしか出番がないこともあり、満足度は一気に下がってしまう。フェスでしか見られないようなアーティストならお金を払う価値はあるかもしれませんが、そうでないなら、単独ライブのほうがコスパがいい」(Aさん)

 ただし多くのアーティストが登場するフェスで、未知のアーティストと遭遇し、それをきっかけにファンになるということもある。音楽ファンにとって、フェスは“いい音楽と出会う場”でもあるはずだが……。

「たしかに昔は、フェスでいいバンドをみつけてCDを買いに行くなんてこともよくありました。でも、今の時代、サブスクで音楽を聴くことが多く、わざわざフェスに行かなくても、さまざまな音楽と出会うことができる。ライブ映像にしてもYouTubeにたくさんアップされているので、わざわざフェスでいいバンドを探す必要がないんです」(Aさん)

 またAさんは、年齢を重ねたことで、大規模なフェスに行くのが体力的にきつくなったとも話す。

「夏の野外となったら、1日外でライブを見続けるのはもはや無理。体力の問題で、3組くらいしかきちんと見られないと考えると、余計にコスパが悪く感じてしまう。今となっては正直しんどいです」(Aさん)

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