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【駅構内の歩きスマホ】危険が満載なのにやめられない人たちの「わざわざ見てるわけでもない」という感覚

駅構内の歩きスマホには危険がいっぱい(イメージ)

駅構内の歩きスマホには危険がいっぱい(イメージ)

 スマートフォンの普及とともに問題視されるようになった「歩きスマホ」。路上では人や車とぶつかる危険があるが、人が密集する駅構内などではまた違った危険や迷惑行為につながる可能性がある。特に電車やエスカレーターの乗り降り、階段の上り下りといったシーンでのろのろと歩きながらスマホを使う人たちに、いら立ちを感じる声は少なくない。

乗り降りするスピードが遅くて危ない

 メーカー勤務の40代男性・Aさんは、「通勤電車でいつもイラっとする」と怒りをあらわにする。

「電車の乗り降りの瞬間くらいはスマホから目を離せないなんですかね。画面を見たままだから、人の流れに合わせることもなく、乗り降りするスピードがのろのろ……。乗車時には降りる人が先というマナーがあるので、さっさと降りてほしいんです。降車時も人の流れが滞る原因になります。そういう人が前にいると本当にイライラします」

 Aさんは人に迷惑をかけるだけでなく、危険なシーンを何度も見てきた。

「電車の乗り降りの時、人とぶつかって持っていたスマホを電車とホームの間に落とした人、その隙間に落ちた人も見ました。後ろから押されて転んでしまった人もいました。乗降時だけは危険なのでスマホは一旦しまうか、顔をあげてほしいです」(Aさん)

 身に覚えがあるという20代の男子学生・Bさんは、電車の乗降時にスマホで何をしているかについて、「電車移動中にゲームをプレイしていて止められなくなったり、SNSで『今着いたよ!』と連絡をしたり、あるいは乗換案内を見ていたりしていて……」と明かす。

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