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【ドル円週間見通し】ドル円は底堅い値動きか 米年内利上げ期待は後退の可能性も

・11月6日-10日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米)9月貿易収支 7日(火)午後10時30分発表予定
・予想は-605億ドル
 参考となる8月実績は-583億ドルで赤字幅は縮小。9月については財・サービスの輸入が急増する可能性は低いこと、資本財の輸出はまずまず順調とみられており、赤字幅は8月実績と大差のない水準にとどまる見込み。

○(日)9月経常収支 9日(木)午前8時50分発表予定
・予想は+30008億円
 参考となる8月実績は+2兆2797億円。エネルギー資源の輸入価格が下落し、貿易収支が改善したことが要因。9月については第一次所得収支の黒字幅は高水準とみられており、貿易収支に大きな変化はないことから、黒字幅は8月実績を上回る見込み。

○(中)10月消費者物価指数 9日(木)午前10時30分発表予定
・予想は、前年比-0.2%
 参考となる9月実績は前年比0.0%で予想を下回った。内需の回復は遅れており、不動産セクターの減速が警戒されていることから、10月のインフレ率も低い伸びにとどまる見込み。

○(米)11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報 10日(金)日本時間11日午前0時発表予定
・10月実績は63.8
 参考となる10月実績は63.8。11月についてはインフレ鈍化の思惑がやや後退していること、中東情勢の悪化で原油高が警戒されており、消費者信頼感指数は10月実績と差のない水準にとどまる可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・7日(火):(中)10月貿易収支、(豪)豪準備銀行政策金利発表、(欧)9月ユーロ圏生産者物価指数
・8日(水):(欧)9月ユーロ圏消小売売上高
・10日(金):(英)7-9月期国内総生産

【予想レンジ】
・149円00銭-152円00銭

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