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【ドル円週間見通し】徐々に上値を切り上げ1ドル=152円台を目指すか

・11月20日-24日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米)10月耐久財受注 22日(水)午後10時30分発表予定
・予想は前月比-3.2%
 参考となる9月実績は前月比+4.6%。民間の航空機・同部品の増加が寄与した。10月については民間の航空機・同部品の受注は大幅に減少するとみられており、全体の数値は前月比マイナスとなる見込み。なお、非防衛財の新規受注は増加するとみられる。

○(欧)11月ユーロ圏HCOB製造業PMI 23日(木)午後6時発表予定
・参考となる10月実績は43.1
 参考となる10月実績は43.1。生産指数は横ばい、新規受注指数は低下。11月については新規受注の増加は期待できないこと、生産指数は伸び悩んでいることから、顕著な改善は期待できず、10月実績と差のない水準にとどまる可能性がある。

○(日)10月全国消費者物価コア指数 24日(金)午前8時30分発表予定
・予想は、前年比+3.0%
 参考となる9月実績は前年比+2.8%。上昇率は13カ月ぶりに3%を下回った。政府による料金抑制策が続く電気・ガス代の低下が全体を押し下げた。10月については原材料費、物流費が上昇傾向にあること、宿泊費も上昇していることから、上昇率は9月実績を上回る可能性がある。

○(米)11月サービス業PMI 24日(金)午後11時45分発表予定
・予想は50.5
 参考となる10月実績は50.6で速報値から下方修正された。ただ、インフレ圧力が低下しつつあることは好材料。11月については大幅な改善は期待できないものの、節目の50を維持する見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・20日(月):(米)10月景気先行指数
・21日(火):(米)10月中古住宅販売件数
・23日(木):(英)11月サービス業PMI、(欧)11月サービス業PMI
・24日(金):(米)11月製造業PMI

【予想レンジ】
・148円50銭-152円50銭

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