投資

【ドル円週間見通し】ドルは下げ渋りか 明確な方向感が出にくい可能性も

・12月25日-1月5日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米)12月ISM製造業景況指数 1月3日(水)日本時間4日午前0時発表予定
・予想は47.4
 参考となる11月実績は46.7と13カ月連続で節目の50を下回った。財への需要減退で企業は設備投資計画の見直しを進めていることが要因。12月については若干の改善が期待できるものの、節目の50を大幅に下回る見込み。

○(欧)12月ユーロ圏消費者物価コア指数 1月5日(金)午後7時発表予定
・予想は、前年比+3.4%
 参考となる11月実績は全体、コア指数の上昇率は鈍化。サービス部門の伸び率が鈍化しており、12月もこの状況は変わらない見込み。ベース効果による前年比伸び率の押し下げ寄与は失われつつあるが、12月のインフレ率は11月実績を若干下回る可能性がある。

○(米)12月雇用統計 1月5日(金)午後10時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+15.8万人、失業率は3.8%
参考となる11月実績では非農業部門雇用者数は市場予想を上回り、失業率は予想に反して低下した。12月についてはサービス、政府部門の雇用者数が11月実績を下回る可能性があるため、非農業部門雇用者数も11月実績を下回る可能性が高いとみられる。失業率は若干の上昇が予想される。

○(米)12月ISM非製造業景況指数 1月5日(金)日本時間6日午前0時発表予定
・予想は、52.6
 参考となる11月実績は52.7で10月から上昇。総合指数は回復したものの、新規受注指数が横ばいにとどまり、価格指数は低下した。12月については新規受注の改善は期待できないこと、価格指数は伸び悩む可能性があることから、全体的には11月実績を下回る見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・12月26日(火):(日)11月失業率
・12月28日(木):(日)11月鉱工業生産
・1月2日(火):(中)12月財新製造業PMI
・1月4日(木):(中)12月財新サービス業PMI、(独)12月消費者物価指数、(米)12月ADP雇用統計
・1月5日(金):(加)12月失業率

【予想レンジ】
・140円00銭-145円00銭

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。