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【日本酒を「米」で選ぶ】山田錦、五百万石、秋田酒こまち、愛山… それぞれの香り、味わいの個性

日本酒を「米」で選ぶ

日本酒を「米」で選ぶ

【雄町(おまち)】
 山田錦や五百万石のルーツとなる品種。生産量約95%が岡山県。軟質で溶けやすく、濃醇な香味に仕上がりやすい。

『燦然 特別純米 雄町』菊池酒造(岡山県)1450円(720ml)
 雄町の幅のある旨味を引き出した。米の旨味がふくよかで力強く、冷やからお燗まで楽しめ、晩酌にも適した1本。

【秋田酒こまち】
 2001年秋田県で誕生。大粒で高精白が可能。米の甘味と旨味がはっきりしているが、軽快な香味に仕上がりやすい。

『飛良泉 山廃純米 秋田酒こまち』飛良泉本舗(秋田県)2750円(720ml)
 秋田酒こまちを100%使用。米を低温でじっくり醸し、甘さを抑え、すっきりとしたキレのある味わいに仕上げた。

【愛山(あいやま)】
 通称「酒米のダイヤモンド」。山田錦より大粒で心白が大きく、果実味のある香味に仕上がりやすい。兵庫県で栽培。

『七田 純米吟醸 愛山50』天山酒造(佐賀県) 2558円(720ml)
 愛山を50%まで磨き上げ、醸した。フルーティーな香りとともに愛山の上品な甘味が広がる。ほどよいキレがある。

【亀の尾】
 元々は飯米だが、酒米として普及。大粒で吸水性が高く、深みのあるコク、奥行きのある香味に仕上がるとされる。

『クラシック仙禽 亀ノ尾』せんきん(栃木県) 1950円(720ml)
 栃木県産「亀の尾」を使い、江戸時代の「生もと(もとは酉へんの元)仕込み」で造る。果実感のあるエレガントな香り、甘味、酸味が調和。

監修・日置晴之/日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)専務理事、SSIインターナショナル会長。国内外で日本酒の普及や人材育成のために活動。日本酒の資格制度「きき酒師」などの資格認定審査委員長も務める。

取材・文/上田千春

※週刊ポスト2024年1月12・19日号

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