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【相続登記の義務化が4月スタート】面倒な手続きを避けるには「親の存命中に不動産を売却してもらう」が有力な選択肢に

親の生前から始める「実家じまい」フローチャート

親の生前から始める「実家じまい」フローチャート(週刊ポスト2023年12月22日号より)

 将来的に子供が住む予定がない不動産であれば、早期に売却したほうが手間が省けるという考え方だ。

「相続発生時に実家が売却済みであれば、登記の手間がなくなるだけでなく、現金化されていることで相続人同士での遺産配分が容易になります。

 ただし、不動産は相続税評価額が低いので、売却して現金化すると相続税の負担が増すケースもあります。生前整理の前に、専門家に相続税の試算を頼むとよいでしょう」(野谷氏)

 限られた時間を有効活用していくうえでは、検討に値する選択肢だ。

※週刊ポスト2024年2月9・16日号

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