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「泣く泣く廃車にした人も…」フリマサイトで売買される中古“激安高級外車”の落とし穴

フリマサイトで中古車を買う場合には注意点も(写真:イメージマート)

フリマサイトで中古車を買う場合には注意点も(写真:イメージマート)

 昨年7月の中古車販売大手ビッグモーターの不正発覚後、消費者から厳しい目を向けられてきた中古車業界が再び活気づいている。近年は、ネットオークションやフリマサイトでの取引も活発化。なかには“激安高級外車”が売買される事例も少なくないようだ。だが、そこには様々な「落とし穴」があるという。

「Yahoo!オークション(ヤフオク)」や「メルカリ」など個人間の売買を仲介するサイトやアプリでは、新車の乗り出し価格が1000万円を超える型落ち10年前後の高級外車が、50万~100万円以下で取引されているケースもある。中古車販売会社サニーストア代表でYouTuberのぐっさん氏が語る。

「近年、オークションやフリマサイトに出品される車は中古車販売関係者(ブローカーも含む)によるものが多い印象です。基本的に外国車は『10年落ち』『走行距離10万km』を超えると、国産車に比べ市場価格が大きく下がる傾向にあります。店頭で販売する場合、整備のコストや手間ひまも膨大になるので、その分を安くしたうえで『現状引き渡し』のしやすい環境で売ったほうがメリットが大きい。そこで活用しやすいのが、個人売買サイトなのでしょう」

 もちろん、なかには“掘り出し物”もあるが、「車に詳しくない人が安易に手を出すにはリスクが大きい」と、ぐっさん氏は言う。

「まず考慮すべきは整備費用です。よほど状態の良い車は別として、ただでさえ、故障リスクが大きい低年式、走行距離の多い車であれば、購入後に数万円から数十万円単位の整備費用が当たり前にかかると考えたほうがよいでしょう。高級外車は部品代も高く、想定外のコストが発生する可能性が高い。その他、遠隔地から購入すれば陸送費もかかりますし、車検切れの車なら、それらにかかる費用も購入者負担になります」

 悪質な売り手によって、致命的な欠陥を抱えた車を掴まされるリスクもあるという。

「近年は減少傾向にありますが、過去には、水没車やメーター改ざん車、人をはねたような事故車を見た目だけきれいにし、それらを告知せず販売しているケースもありました。ネットで高級外車を購入した直後、エンジンに重大な欠陥が発覚、修理に100万円以上かかると言われ、泣く泣く廃車にした人もいました」

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