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【相続対策で活用できる“お得な制度”】贈与税がかからずに一括で贈与できる「相続時精算課税制度」のメリットを解説

必ず整理する財産or後回しにしてもいい財産

必ず整理する財産or後回しにしてもいい財産

楽に節税したいなら生命保険を活用する

 より楽に節税したいなら「生命保険の加入」も選択肢に入る。

「生命保険は『500万円×法定相続人数』の非課税枠があり、例えば法定相続人が妻と子の2人ならそれぞれを保険の受取人にすれば1500万円が非課税になります。生前のうちに生命保険に加入しておけば、非課税枠分の財産を圧縮できます」(同前)

 一方、相続で忘れてはいけないのは、「受け継がせる遺産をどうしてほしいか」を家族に伝えておくことだ。これまで25年間で2200件以上の遺品整理を手がけてきた空き家対策パートナー代表の内藤久氏氏が語る。

「生前整理は遺品や遺産の分け方を決めることだけでなく、子供が“親が大切にしてきた不動産を処分していいのか”などと、受け継いだ後に悩まないような配慮を忘れないようにしましょう」

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 関連記事《【5日間で終わらせる「生前整理」の方法】重要なのは「最低限やるべき要点」を押さえること 進める順番はモノの整理、お金の整理、葬儀の準備、相続対策、エンディングノート》では、「5日間で終わらせる生前整理」について、1日目から5日目までやっておきたいことの詳細を解説している。

※週刊ポスト2025年4月11日号

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